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連載

第30回 2011年2月10日(木) 日替わりランチ など(笠松競馬場)

笠松競馬場
マルキン 日替わりランチ(800円)など

中日スポーツ 外山謙一

 たまたま代打で笠松競馬に行けることになってうきうきしていたら、フリーライターの土屋真光さんから「笠松でオススメの逸品を書いてくださいよー」と電話。最近は内勤が多くて、競馬場へ行くことが少なくなったのに、なんで行くことが分かっちゃうの。その第六感を競馬の予想にもっと生かしてね。

当り餅と大判焼き
 というわけで、笠松競馬に毎日通っていたときに行っていた食堂を紹介します。朝、正門をくぐって場内へ入るとまず買うのがマルキンの「当り餅」(200円)か「大判焼き」(100円)だ。馬券を買う気満々のときは迷わず当り餅。餅を焼いて醤油につけただけだが、まさにシンプルイズベスト。皿にのせるでもなく、厚紙に挟むだけで渡され、うまく食べないと指に醤油が垂れる。指に垂れた醤油をなめたとき、ノスタルジックな感覚におそわれる。昭和レトロと笠松ワールドへいらっしゃいである。

マルキン 高山ラーメンの日替わりランチ

 昼食には特別観覧席入口のとなりにあるマルキンへ「日替わりランチ」(800円)を食べに行く。この日のメニューは高山ラーメンに五目御飯。このランチのいいところは外れがないというところである。仕事は丁寧。小鉢や付け出しにも手を抜かない。高山ラーメンは縮れ麺と鶏がらベースのスープが絶妙で寒いこの時季にはぴったり。体が温まる。マルキンの山田雅子さんはランチについてこう話す。「お客さんの評判を聞いて、開催前に大体のメニューを考えます。ただ、開催初日はお客さんの馬券が当たるようにカツがメーンと決めています。小鉢や添え物は季節に合ったものを出すように心掛けています」。このほか前回の笠松編で紹介された「ドテ煮」(300円)や身も心も温まる「湯豆腐」(450円)なども人気の一品である。ランチは数量限定だからお早めに。
マルキンのスタッフ。真ん中が山田雅子さん   今日のメニューは黒板に

 食後のコーヒーは「カフェ イル ファンティーノ」で飲む。ここのパスタやピザは前回の笠松編で詳しく紹介されているが、勝運稲荷にお参りするファンを眺めながら飲むブレンドコーヒー(350円)の味もまた格別。最後に3時のおやつ。これはサンキョウのたこやき(350円)で決まり。ソースが独特でちょっと酸っぱい感じが後を引き、いくつでも腹に収まってしまう。
カフェ イル ファンティーノ   サンキョウのたこやき


※ 本文で紹介している逸品については、取材時点のものです。 その後、値段改定やメニューが変わっている場合もございます。
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