第89回 2019年2月8日(金) 焼きチキンとライスプレート(大井競馬場)
大井競馬場
「東京ロティサリー」 焼きチキンとライスプレート(ハーフサイズ1100円)
いい色に焼き上がっています
大井競馬場には個人的に以前から気になっている店がありまして、それはL-WINGの1階にある、店頭にロースターオーブンが置いてあるお店。
パドックから本馬場へ出るルート上にあるから何回も近くを通っているのですが、どうしても競馬場では馬券勝負がメインになってしまうもので、いつも横目で見ているだけでした。
しかし1月の大井競馬は昼間開催で私は1日中滞在。さらに指定席をゲット。ならば条件は整った、ということで初のロティサリーをいただくことにしたのです。
こちらがメインメニュー
ちなみにロティサリーとは“鶏をまるごと串に刺して、回転させながらあぶり焼きにした料理”なのだそうで、店頭のオーブンでは鶏が脂をしたたらせながら縦に回転中。さてさて、どれを注文するかと迷った結果、「大きいことはいいことだ」ということでハーフサイズチキンのライスプレートにしてみました。
「ライスはターメリックとジャンバラヤのどちらにしますか?」と聞かれたので、ターメリックを選択。1分ほど待機すると、ホカホカのチキンプレートが出てきました。これは見るからにウマそう!
まずはお店の横にあるイートインエリアで写真撮影。ここで食べてもいいのですが、せっかく指定席があるので、そこまで運ぶことにしました。
見た目がすでにおいしそう!
まずはターメリックライスを少しずついただきながら、大きめの鶏肉からスタート。おお、ほどよくスパイシーで、鶏の肉汁も残っていてチョーウマい!
ハーフサイズにしたので鶏肉は4つ。さっそく次の鶏肉に取りかかろうとしたところ……
骨付きは箸とフォークでは食べにくい!
すると同行の友人がパドックに行くというので、帰りがけにお店のカウンターに置かれているビニール手袋を持ってきてとお願いしました。というわけでしばらく休憩して、こんどは手づかみでいただきます!
骨付きもおいしい!
個人的にチキンステーキは好物のひとつですが、自宅で作るときはフライパン。やっぱりローストされた鶏肉は違いますなあ。
ただひとつ、気になったのがお店で作る量。競馬場だと需要予測が難しいのでは?
その点を店長さんに聞いてみると「そうなんですよ。前年の入場者数や天気などを見て検討しているんですが」とのこと。競馬場内の混雑度が徐々に下がっているという実感もあるそうです。
そうですよね。いわゆる大皿系のメニューではないですから。それでも競馬場でこういうお店というのは貴重な存在といえますから、これからも頑張ってほしいところ。同行の友人は「こんどは私もそれにしようかな」と、ロティサリーに心を惹かれた様子でした。
ちなみに店長からは「おひとりでハーフだと、多かったんじゃないですか?」と聞かれました。ハイ、完食しましたけど若干多かったです。その点も踏まえて、次回の注文につなげたいと思います!
浅野靖典(あさのやすのり)
競馬キャスター・ライターとして活動中。「クリック!地方競馬」キャスターを務めているほか、JRAブリーズアップセール、八戸、九州の各競走馬市場にて司会進行を担当。ライターとしては、
・競馬総合チャンネル(netkeiba.com)
・POGの達人
・JRAホームページ
・週刊プレイボーイ
・WEBハロン
などに寄稿している。
※ 本文で紹介している逸品については、取材時点のものです。 その後、値段改定やメニューが変わっている場合もございます。