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第81回 2018年6月8日(金) 梅しらす丼(大井競馬場)
大井競馬場
「Bowl dining WIN」 梅しらす丼(800円)
テイクアウト型のお店です
大井競馬場にはたくさんの飲食店がありますが、パドックと本馬場をひたすら往復していると、寄る機会を失いがち。というわけで私が入ったことがある店は少ないのですが、この日はちょっと利用してみようと思う空腹具合。で、どこにしようかと考えたところ、雨が降っていたこともありまして、ゴール前にあるスタンド「L-WING」のなかにあるお店にしてみました。
選んだのは3階の指定席エリア内にある「Bowl dining WIN」というお店。ここは指定席エリア内ですが、指定券を持っていなくても利用できるのです。
わりと見た目にガッツリ系のメニューが並んでいるので、このお店はちゃんと食べたい気分のときに重宝しそう。そのなかから今回は「梅しらす丼」を選んで注文すると、カウンターのマスターの名札には「銀座ライオン」の文字が。
「このお店はライオンさんと同じなんですか?」と聞くと、そうですよとのこと。同じフロアにある「銀座ライオン」はビアバー的なメニュー。こちらは食事メインという住み分けなのかしら?
梅しらす丼
というやりとりのあとは、しばし待機。数分後に登場した「梅しらす丼」を受け取ると、
「そちらにしょうゆなどがありますから、ご利用ください」とマスターに促され、透明なフタを取ってしょうゆをタラリ。でもここは指定席なので、用事が済んだら一般エリアに戻らなくてはなりません。ということで移動しようとすると、フタがなかなか閉まらない!
これってコツがあるのかな。でも少しの距離なので、今回はフタをドンブリの上に乗っけた状態で移動。雨が降っていなければ3階のベランダで食べると気持ちがよさそうですが、今回は屋内でいただきましょう。
パドックを見ながらいただきます
確保する場所はもちろん、パドックビューのエリア。
でもここには食べ物を置けるテーブルがないので、バランスに注意しながら斜めテーブルと仕切りをまたぐ形でセットして写真を撮り、あとは手に持って出走馬の様子を見ながらいただきます!
しょうゆはあまりたくさんかけなかったのですが、ひと口いただいたところで、それで正解だったという印象。しらすに適度な塩気が含まれているので、私の好みとしてはしょうゆがなくてもイケる感じでした。
続いて添えられているおろしショウガを混ぜて食べてみると、おお、ショウガの刺激がけっこう来る!
それを梅でリセットして、あとはうまい具合に調整しながら完食。ついでにパドック診断も完了!
個人的にはちょうどいい量だったのも幸い。これで最終レースまで頑張れるという気分になりました!
浅野靖典(あさのやすのり)
競馬キャスター・ライターとして活動中。「クリック!地方競馬」キャスターを務めているほか、JRAブリーズアップセール、八戸、九州の各競走馬市場にて司会進行を担当。ライターとしては、
・競馬総合チャンネル(netkeiba.com)
・POGの達人
・JRAホームページ
・週刊プレイボーイ
・WEBハロン
などに寄稿している。
※ 本文で紹介している逸品については、取材時点のものです。 その後、値段改定やメニューが変わっている場合もございます。
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