第2回 地方競馬の良さって?

(当コラムは、東京スポーツグループ各紙10月22日掲載分より転載したものです)
 皆様こんにちは。この連載では毎週、地方競馬の魅力をご紹介していますが、今回は中央競馬との違いについてお話します。同じ競馬でも違った面を持っている中央競馬と地方競馬ですが、最近では大井競馬場の戸崎騎手が今年6月の安田記念でGT初制覇を飾るなど双方のレースに騎手や馬が交流する機会も増え、話題を呼んでいます。
 また、中央競馬では主に土日祝日にレースが開催されますが、地方競馬は平日も開催されます。そのため、平日の昼間は競馬場に足を運べない会社員などをターゲットに夜9時頃までナイターレースが開催されるようになりました。実際、夜の大井競馬場は会社帰りのサラリーマンやOLが多く「仕事が早く終わったから、競馬に行こうかな!」という感覚で夜まで楽しめるのは、地方競馬ならでは。
 私自身、平日のオフにふと思い立って午後から競馬場へ…、なんて事がよくあります。夜の競馬もさることながら、まだ明るい夕方には初々しい新馬戦も開催されています。普段、重賞レースなどでは赤ペンを片手に過去のデータを分析して馬券を買う私ですが、新馬戦はデータが少ないため、面白い名前の馬を選んだり、好きな数字で馬券を買ったりする事も…。そうしているうちに日が暮れ、ライトアップされた競馬場にファンファーレが響く様子はまるでお祭りのような雰囲気!昼と夜で違った楽しみ方ができるのも、地方競馬の面白さです。
 中央競馬の方も、今週は菊花賞、来週は天皇賞と秋のGTで盛り上がってきましたよね。この秋も、安田記念のようなドラマは生まれるのでしょうか? 楽しみです!
津田麻莉奈(つだまりな)
 1987年6月6日生まれ、奈良県出身。SDN48の2期生メンバー。
 SDN48加入前は雑誌の読者モデルや日本テレビ系「恋のから騒ぎ」の15期生としても活躍。現役アイドルでありがなら、目標は放送作家。


地方けいばにハマりなるっ