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第72回 2017年9月8日(金) タンメン(船橋競馬場)

船橋競馬場
「東西商会(3階)」 タンメン(500円)

5月に見た東西商会の駅貼りポスター
メインの文字は焼き鳥
 あれはたしか5月の船橋開催のあとだったかな。
 船橋競馬が終わって、仲間と一杯飲んで南船橋駅の改札を通ったら、階段の前の柱に「東西売店」の大きな広告があるのを見てビックリ!
 駅で競馬場の広告はよく見ますが、競馬場のなかのお店の広告というのは珍しいですからね。しかも、コアな船橋競馬ファンしか「オオッ」と思わないようなデザイン……
 そのなかに、白抜きの文字で大きく書かれてあったのが「3階東西売店」の文字。東西売店(以前は「東西商会」という名前でしたが、最近になって呼び名を変えたのかしら?)はスタンドの1階にも2階にもあるのに、なぜ3階だけを強調しているのか?
 というのは謎ですが、たしかに3階のお店は1階と2階とはメニューがちょっと違うんですよね。そして3階の「東西売店」は、以前は4コーナー寄りにあって、エスカレータのすぐ近くという今の位置に移ってきたいきさつがありました。
 ちなみにその場所は以前、かつて2階の4コーナー寄りにあった「オッズオン」があった場所。それが「自動販売機によるスナックコーナー」に変わったという歴史があります。
 と同時に、3階東西売店のメニューが増えたような。とくに「タンメン」は初めて見る文字かも!?
 「競馬場のタンメン」といえば川崎競馬場というイメージがありますが、船橋のはどうなのかしら。そしてお値段は川崎のよりも100円安い!
奥でタンメンを調理中
おいしそうなタンメン!
 ということで夜8時ちょっと前に注文してみると、すぐさまお姉さまが奥の中華鍋と小さな鍋を使って調理を始めてくれました。
 すると、この時間帯だからかお酒を買い求める人たちが続々と来店して、カウンター前には数名の列が……。2名態勢のうちの1名をタンメン作りに専念させてしまった影響みたいでゴメンナサイ。でもこれはタイミングだから仕方がないですよね(汗)。
 それでもキッチリと作ってくれたタンメンはカウンターに運ばれて、最後にミックスベジタブルを乗せてできあがり。透明感があるスープと柔らかい野菜の食感は、これぞタンメンという感じですよ!
 味は全体的にまろやかで、お客さんの年齢層を考えてか(?)塩分量はほどほど。野菜を麺にからませながらおいしく食べ終えると、隣に座った3人組が「しょうゆラーメン」を食べ始めたではないですか。それを横目で見ると、きれいな色と盛り付けでおいしそう!
 となると、次はタンメンにするかしょうゆラーメンにするか迷いそうだなあ。そうそう、メニューには「味噌タンメン(600円)」もあるんですよね。これもまた魅力的!

浅野靖典(あさのやすのり)
競馬キャスター・ライターとして活動中。「クリック!地方競馬」キャスターを務めているほか、JRAブリーズアップセール、八戸、九州の各競走馬市場にて司会進行を担当。ライターとしては、
・競馬総合チャンネル(netkeiba.com)
・POGの達人
・JRAホームページ
・週刊プレイボーイ
・WEBハロン
などに寄稿している。

※ 本文で紹介している逸品については、取材時点のものです。 その後、値段改定やメニューが変わっている場合もございます。