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第67回 2017年4月10日(月) チョリソー&モモ大蒜(川崎競馬場)

川崎競馬場
「馬王」 チョリソー(100円)&モモ大蒜(150円)

お店の名前は馬王
 昨年のJBC開催を前に施設がリニューアルされた川崎競馬場。正門をくぐった正面にあった大きな階段は撤去されてエスカレーターが設置され、その階段下にあった川崎名物のスパイシーな焼きそばを販売する店は、スタンド1階に埋め込まれる形になりました。
 そのお店、長らく屋号を示す看板がない状態だったのですが、移転と同時に「馬王」という大きな看板が登場。そしてこれまでの焼きそばとおでんというラインナップに焼き鳥が加わることに。
 さて、注文の前にこの店の名前の由来を、焼きそばを作っていたお兄さんに聞いてみると、
「えーと、馬王って考えたの誰だっけ?」
 と、ほかのスタッフに声をかけてくれましたが、どなたも分からず。
「たぶん、社長が考えたんだと思います」と、苦笑いしながら答えてくれました。
焼き鳥は店舗向かって左側で焼いています
モモ大蒜とチョリソー
 ところで、焼き鳥は新たに始めたんですよね?
「そうですね。店が新しくなって厨房が広くなったので、そのスペースを利用してということです」
 とのこと。ではさっそく、ちょっと興味を引いた「モモ大蒜(にんにく)」とチョリソーを注文してみましょう。
 まずは「モモ大蒜」からいただきます。見た目は普通の焼き鳥で、串に刺さったニンニクは2つかな。でもけっこう遠くからでもニンニクの匂いが鼻に食い込んでくる感じ!
 スパイシーな焼きそばを注文した同行の友人も「けっこう来ますねえ」と言っていたので、これはなかなか強烈な感じ。ニンニクを焼いたことで、その成分が空中に散っているということかしら?
 しかし食べてみるとニンニクの刺激はそれほどなくて、柔らかい食感と味は鶏肉とのコンビネーションがとてもグッド。いやしかし、焼き鳥だけでビールなしだと物足りませんなあ。
 おいしくいただいたお次はチョリソー。おお、わかってはいましたが、こりゃけっこうカライですよ。さらに飲み物が欲しくなる!!!
 でもこの日は取材仕事があったのでビールはガマン……。
「お店の前にはテーブルがたくさんありますから、気温が高くなってきたらお客さんがたくさん来てくれそうですね。楽しみにしていますよ」と、さきほどのお兄さん。私も業務がなんにもないときに川崎競馬場に来て、ビールと一緒にまた注文したいと思います!

浅野靖典(あさのやすのり)
競馬キャスター・ライターとして活動中。「クリック!地方競馬」キャスターを務めているほか、JRAブリーズアップセール、八戸、九州の各競走馬市場にて司会進行を担当。ライターとしては、
・競馬総合チャンネル(netkeiba.com)
・POGの達人
・JRAホームページ
・週刊プレイボーイ
・WEBハロン
などに寄稿している。

※ 本文で紹介している逸品については、取材時点のものです。 その後、値段改定やメニューが変わっている場合もございます。