第34回 2011年7月8日(金) 真っ赤なトマト麺(大井競馬場)
大井競馬場
よってこや 真っ赤なトマト麺(680円)
スポーツニッポン専属記者兼競馬ライター 秋田麻由子「ラーメン、カレー、お寿司に焼き肉」と答えた瞬間「おまえ、男子高生じゃないんだから。それじゃ恋は始まらないよ」と、半ばあきれ顔でとある先輩はつぶやいた。「好きな食べ物は何か」という会話は初対面の男女にありがちだけど、確かに、私の好きな物って色気ゼロ。だから毎回「よく食べる面白い子」で終わってたのね。どんまい。とはいえ、やっぱり好きなものは好きだし、色気より食い気でも、まあいっか。
出だしからなんのこっちゃですが、金沢競馬専門紙「競馬ホープ」の佐々木記者から回ってきたこの競馬場グルメコラム。私のオススメは好物のラーメン。しかも、競馬場ではなかなか見られないちょっと変わった一品です。
真っ赤なトマト麺(680円)
大井競馬場L―WING1階「よってこや」の真っ赤なトマト麺(680円)は、まさにその名の通り、真っ赤でトマトの果肉が入ったスープが特徴。香りも「俺トマト!主役です!」と言わんばかりで一瞬、これラーメンかしら? と思うのですが、食べてみるとあら不思議。意外とトマトは出しゃばらず、スープが細めの麺とよく絡み、絶妙なハーモニーを奏でているじゃありませんか。具の鶏肉も相性ピッタリ。私も最初はこの色大丈夫? と思いつつ注文したのですが、一口、また一口と今まで食べたことのない味はクセになります。醤油、塩、味噌のスタンダードな味とはまた違う楽しみを見つけて得した気分。注文後2分弱というスピードで出してくれるのもポイント。お店は本場開催時のみの営業です。
店舗外観 |
真っ赤なトマト麺は人気上昇中! |
真っ赤なトマト麺を食べる「友情出演」秋田実さん
ちなみに「秋田」つながりで写真に友情出演して下さったのは、元船橋競馬の騎手で現在は全日本騎手連盟の事務局長を務めている秋田実さん。次回のコラム担当はもう一人の「秋田」こと、クリック地方競馬でおなじみの秋田奈津子ちゃんです。それでは、競馬界の「秋田家」父&長女から次女への家族リレーをお楽しみ下さい!
※ 本文で紹介している逸品については、取材時点のものです。 その後、値段改定やメニューが変わっている場合もございます。