JBC創設の2001年に国内のダート短距離では唯一のGI(当時)として第1回が行われた。地方馬の活躍も目立ち、07年フジノウェーブ(大井)、19年ブルドッグボス(浦和)、20年サブノジュニア(大井)は、いずれも所属する開催場での勝利。23年の大井開催では兵庫のイグナイターが制し、兵庫所属馬として初めてJpnIを制するとともに、JBC3競走(JBC2歳優駿を除く)で南関東以外の地方馬による初勝利ともなった。また15年コーリンベリー(JRA)と20年サブノジュニアは、03年のサウスヴィグラス(JRA)と父仔制覇、23年イグナイターも13年エスポワールシチー(JRA)と父仔制覇となった。(斎藤 修)
- 実施日
- 2024/11/04(振月)
- 競馬場
- 佐賀競馬場
- 距離
- ダート右回り 1400m
- 出走資格
- サラブレッド系3歳以上
- 1着賞金
- 8000万円
- 負担重量
- 定量(3歳56kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減)
2023年 イグナイター 直線抜け出し人気馬を完封
2022年 ダンシングプリンス 好スタートからマイペースで逃げ切り
2021年 レッドルゼル コース取り冴えた川田騎手
歴史
JBC競走は、1日にGIを2レース実施する“ダート競馬の祭典”として2001年、クラシック、スプリントの2本立てで始まった。JBCスプリントの基本は1200mだが、競馬場のコース形態によって、大井・盛岡・JRA京都は1200m、名古屋・川崎・園田・金沢・浦和は1400m、船橋は1000mが舞台となった(06年川崎開催のみ1600mのJBCマイルとして実施)。1着賞金は第1回から8000万円に設定され、JBCレディスクラシックが新設された11年以降は6000万円となっていたが、22年には再び8000万円に増額された。24年は初めて佐賀(1400m)での開催となる。(斎藤 修)
コース紹介
佐賀・右1400メートル
佐賀競馬場は1周1100m(右回り・フルゲート12頭)。サマーチャンピオンJpnIIIが行われる1400mは4コーナーポケットからスタートして1周+300m。佐賀コースは内の砂が深く、内ラチ沿いを避けて走る隊列になるため、内枠の馬の出方や位置取りがレースの流れを左右する。(上妻 輝行)
過去5年の競走成績
-
2023年 第23回
2023年11月3日(金)
大井 右1200m
天候:晴 馬場:良
1着 |
イグナイター |
01:12.0 |
3人気 |
2着 |
リメイク |
1 1/2 |
1人気 |
3着 |
リュウノユキナ |
3/4 |
2人気 |
-
2022年 第22回
2022年11月3日(木)
盛岡 左1200m
天候:小雨 馬場:良
1着 |
ダンシングプリンス | 1:09.1 | 3人気 |
2着 |
リュウノユキナ | 3/4 | 5人気 |
3着 |
ヘリオス | 3 | 4人気 |
-
2021年 第21回
2021年11月3日(水)
金沢 右1400m
天候:晴 馬場:良
1着 |
レッドルゼル | 1:24.6 | 1人気 |
2着 |
サンライズノヴァ | 3 | 5人気 |
3着 |
モズスーパーフレア | 1/2 | 4人気 |
-
2020年 第20回
2020年11月3日(火)
大井 右1200m
天候:曇 馬場:稍重
1着 |
サブノジュニア | 1:10.7 | 8人気 |
2着 |
マテラスカイ | 1 3/4 | 7人気 |
3着 |
ブルドッグボス | 3/4 | 3人気 |
-
2019年 第19回
2019年11月4日(月)
浦和 左1400m
天候:晴 馬場:重
1着 |
ブルドッグボス | 1:24.9 | 6人気 |
2着 |
コパノキッキング | クビ | 2人気 |
3着 |
トロヴァオ | 3 | 11人気 |
アクセス
- 開催場所
- 佐賀競馬場(佐賀県鳥栖市江島町字西谷3256-228)
- 公共交通機関
- JR「鳥栖駅」
⇒西鉄バス:「目達原神埼駅通り行」乗車、「競馬場前」下車
- 車・タクシー
- 「福岡空港」「佐賀空港」から約50分
九州新幹線「新鳥栖駅」から約10分
JR「鳥栖駅」から約15分
九州自動車道「鳥栖I.C.」から約20分
長崎自動車道「東脊振I.C.」から約20分
- 駐車場
- 約2300台(無料)
- HP
- http://www.sagakeiba.net/