“ダート競馬の祭典”JBCの2歳カテゴリーとして2020年に始まった。門別の2歳重賞は地元北海道勢の活躍が目立ち、このレースの前身、北海道2歳(3歳)優駿は、ダートグレードとなった97年から19年までの23回では地元ホッカイドウ競馬所属馬が11勝にJRAが12勝とほぼ互角。第1回JBC2歳優駿JpnIIIは地元ホッカイドウ競馬所属馬のワンツー、21・22年はJRA馬が勝ったが、ともに2、3着には地元馬が入った。(斎藤 修)
- 実施日
- 2024/11/04(振月)
- 競馬場
- 門別競馬場
- 距離
- ダート右回り 外1800m
- 出走資格
- サラブレッド系2歳
- 1着賞金
- 3500万円
- 負担重量
- 定量(56kg、牝馬1kg減)
2023年 フォーエバーヤング 父譲りの末脚で直線強襲
2022年 ゴライコウ 石川騎手が好判断で勝利に導く
2021年 アイスジャイアント 後半スタミナ比べを制す
歴史
2020年にJBCの新たなカテゴリーとして、従来の北海道2歳優駿を発展させ誕生した2歳戦。北海道2歳優駿は、1974年に第1回が行われた北海道3歳優駿をルーツとし、札幌1200m、帯広1700m・1800m、函館1700m、岩見沢1600mなどさまざまな競馬場・距離で行われてきた。門別競馬場が開場した97年以降は門別1800mとなり(06、07年のみ札幌1700m)、その年からダートグレード競走としてGIIIに格付けされた。01年からは年齢表記の変更で北海道2歳優駿となった。(斎藤 修)
コース紹介
門別・右1800メートル
門別競馬場(右回り)の外回りコースは1周1600mで、高低差は1.54m。コーナーも緩やかでゴールまでの直線が330mと長いため、差し・追い込みでも能力を発揮できる。1800mはフルゲート14頭。ゴール前200m地点からのスタートで、1コーナーまで300m弱のため、逃げ馬が揃うと先行争いが激しくなりやすい。(斎藤 修)
過去5年の競走成績
-
2023年 第4回
2023年11月3日(金)
門別 右1800m
天候:晴 馬場:稍重
1着 |
フォーエバーヤング |
01:54.3 |
1人気 |
2着 |
サンライズジパング |
1 1/2 |
2人気 |
3着 |
ブラックバトラー |
8 |
5人気 |
-
2022年 第3回
2022年11月3日(木)
門別 右1800m
天候:曇 馬場:重
1着 |
ゴライコウ | 1:53.5 | 9人気 |
2着 |
ベルピット | 2 1/2 | 1人気 |
3着 |
リアルミー | 1 1/2 | 5人気 |
-
2021年 第2回
2021年11月3日(水)
門別 右1800m
天候:晴 馬場:重
1着 |
アイスジャイアント | 1:53.0 | 3人気 |
2着 |
ナッジ | 1 1/2 | 1人気 |
3着 |
リコーヴィクター | 1 | 4人気 |
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2020年 第1回
2020年11月3日(火)
門別 右1800m
天候:晴 馬場:不良
1着 |
ラッキードリーム | 1:53.4 | 6人気 |
2着 |
トランセンデンス | クビ | 13人気 |
3着 |
レイニーデイ | 1 | 4人気 |
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2019年 第46回
2019年10月31日(木)
門別 右1800m
天候:晴 馬場:良
1着 |
キメラヴェリテ | 1:56.2 | 6人気 |
2着 |
アベニンドリーム | 1 1/2 | 8人気 |
3着 |
ピオノノ | ハナ | 2人気 |
アクセス
- 開催場所
- 門別競馬場(北海道沙流郡日高町富川駒丘76-1)
- 公共交通機関
- JR「札幌駅」
⇒道南バス:札幌駅前バスターミナル10番のりば乗車、「門別競馬場前」下車
⇒JR北海道バス(無料):北口乗車(要予約)
※無料送迎バスは現在予約を受け付けておりません。
- 車・タクシー
- 「新千歳空港」から約50分
JR「鵡川駅」から約15分
厚真門別道路「鵡川I.C.」から約15分
- 駐車場
- 約1000台(無料)
- HP
- http://www.hokkaidokeiba.net/