レース紹介 Introduction

ダート競走の体系整備によって創設されたダート三冠の最終戦。条件的には7月上旬に行われていたジャパンダートダービーJpnIと変わらないが、新たな三冠目は10月上旬の実施となった。フルゲート16頭にJRA馬の出走可能頭数は7頭。不来方賞JpnII、レパードステークスGIIIの1着馬と、地方馬に限っては黒潮盃(大井)1・2着馬にも優先出走権が与えられる。(斎藤 修)

実施日
2024/10/02(水)
競馬場
大井競馬場
距離
ダート右回り 外2000m
出走資格
サラブレッド系3歳牡馬・牝馬
1着賞金
7000万円
負担重量
定量(57kg、牝馬2kg減)

レース体系

体系図の要素説明
ジャパンダートクラシック 体系図

歴史

JRAも含めた全国的なダート三冠の新設にともない、1999年から2023年まで四半世紀の歴史を刻んだジャパンダートダービーJpnIが、三冠最終戦として2024年よりレース名称と時期を変更しての実施となった。第1回のオリオンザサンクス(大井)は当時南関東四冠のうち三冠を制覇。01年のトーシンブリザード(船橋)はデビューから無敗のまま南関東四冠(当時)を制した。また02年のゴールドアリュール(JRA)は種牡馬となって多くのダートGI/JpnI勝ち馬を出した。07年のフリオーソはNARグランプリ年度代表馬受賞4回。南関東三冠最後の年、23年にはミックファイア(大井)がトーシンブリザード以来22年ぶり無敗の三冠を達成した。(斎藤 修)

コース紹介

大井・右2000メートル

ジャパンダートクラシック コース

大井2000mでは外回りコースが使用される。4コーナーからスタートして最初のコーナーまで約500mあり、ゴールまでの直線も386mと地方競馬では直線がもっとも長いコースで、後方からの差しが決まることも。帝王賞、東京ダービー、ジャパンダートクラシックなどの大レースが行われる舞台。(斎藤 修)

アクセス

開催場所
大井競馬場(東京都品川区勝島2-1-2)
公共交通機関
東京モノレール「大井競馬場前駅」
⇒徒歩:出口から約2分
京浜急行電鉄「立会川駅」
⇒徒歩:出口から約12分
JR「品川駅」
⇒都営バス:高輪口2番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
JR「目黒駅」
⇒都営バス:東口1番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
車・タクシー
「東京国際空港(羽田空港)」から約10分
東海道新幹線「品川駅」から約20分
首都高速湾岸線「大井南I.C.」から約5分
首都高速1号羽田線「平和島I.C.」から約5分
駐車場
1471台(1000円、オートバイは200円)
※特定日のみ2123台に拡張(お盆や年末開催など)
HP
http://www.tokyocitykeiba.com/