JBC競走の前哨戦“Road to JBC”として、1着馬にはJBCレディスクラシックJpnIへの優先出走権が与えられる。2011・12年にはミラクルレジェンド、13年にはメーデイアが、このレースからJBCレディスクラシックを連勝。15年の覇者サンビスタは、その後牡馬相手にチャンピオンズカップGIを制した。20年にこのレースで重賞初制覇を果たしたマルシュロレーヌは、翌年アメリカのブリーダーズカップディスタフを制し、日本調教馬として初めて海外ダートGI制覇を果たした。JRAと交流の現レース名となった11年以降、地方馬の勝利はまだない。(斎藤 修)
- 実施日
- 2024/10/01(火)
- 競馬場
- 大井競馬場
- 距離
- ダート右回り 外1800m
- 出走資格
- サラブレッド系3歳以上牝馬
- 1着賞金
- 4000万円
- 負担重量
- グレード別定(基準重量3歳53kg、4歳以上55kg)
2024年9月27日まで、GI/JpnI競走1着馬2kg増、GII/JpnII競走1着馬1kg増(ただし2歳時の成績を除く)
2023年 アーテルアストレア 末脚勝負でゴール前接戦を制す
2022年 プリティーチャンス 直線末脚を発揮し重賞初制覇
2021年 レーヌブランシュ 4コーナー先頭から突き放し完勝
歴史
2003年に地方全国交流競走のTCKディスタフとして創設。当初はJBCレディスクラシックの前身として、JBC開催当日もしくは近い日程で行われていた。11年のJBCレディスクラシック創設と同時に、現レース名となり、JBC競走の前哨戦であるRoad to JBCとして、中央と地方の交流競走となった。13年からはJpnIIに格付けされている。(斎藤 修)
コース紹介
大井・右1800メートル
ホームストレッチからの発走で、1周1600mの大井外回りコースを1周+200mの1800mで行われる。フルゲートは16頭。スタートして1コーナーまでが300mほどで、逃げ馬が何頭かいれば先行争いが激しくなってハイペースになることも。外回りコースの直線は386mと長く、差し、追い込み馬の台頭も期待できる。(斎藤 修)
過去5年の競走成績
-
2023年 第20回
2023年10月5日(木)
大井 右1800m
天候:曇 馬場:不良
1着 |
アーテルアストレア |
01:51.6 |
6人気 |
2着 |
グランブリッジ |
クビ |
1人気 |
3着 |
ライオットガール |
1/2 |
5人気 |
-
2022年 第19回
2022年10月6日(木)
大井 右1800m
天候:曇 馬場:重
1着 |
プリティーチャンス | 1:51.7 | 2人気 |
2着 |
テリオスベル | 1 | 4人気 |
3着 |
ショウナンナデシコ | クビ | 1人気 |
-
2021年 第18回
2021年10月7日(木)
大井 右1800m
天候:曇 馬場:良
1着 |
レーヌブランシュ | 1:52.6 | 3人気 |
2着 |
テオレーマ | 2 1/2 | 1人気 |
3着 |
ウェルドーン | 1 | 2人気 |
-
2020年 第17回
2020年10月8日(木)
大井 右1800m
天候:雨 馬場:不良
1着 |
マルシュロレーヌ | 1:52.1 | 1人気 |
2着 |
マドラスチェック | 3 | 3人気 |
3着 |
プリンシアコメータ | 2 1/2 | 4人気 |
-
2019年 第16回
2019年10月3日(木)
大井 右1800m
天候:曇 馬場:良
1着 |
アンデスクイーン | 1:53.2 | 3人気 |
2着 |
ファッショニスタ | アタマ | 1人気 |
3着 |
ラビットラン | 3 1/2 | 5人気 |
アクセス
- 開催場所
- 大井競馬場(東京都品川区勝島2-1-2)
- 公共交通機関
- 東京モノレール「大井競馬場前駅」
⇒徒歩:出口から約2分
京浜急行電鉄「立会川駅」
⇒徒歩:出口から約12分
JR「品川駅」
⇒都営バス:高輪口2番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
JR「目黒駅」
⇒都営バス:東口1番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
- 車・タクシー
- 「東京国際空港(羽田空港)」から約10分
東海道新幹線「品川駅」から約20分
首都高速湾岸線「大井南I.C.」から約5分
首都高速1号羽田線「平和島I.C.」から約5分
- 駐車場
- 1471台(1000円、オートバイは200円)
※特定日のみ2123台に拡張(お盆や年末開催など)
- HP
- http://www.tokyocitykeiba.com/