浦和は南関東の競馬場としては小回りで、1400mはスペシャリストの活躍が目立つ。当レースを2018・19年と連覇したノブワイルド(浦和)は20年も3着で、同舞台【6-1-3-4】。サクセスエナジー(JRA)は18年にさきたま杯JpnII、20年には当レースを勝っている。ここを使ってマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIや、東京盃JpnIIへ進む馬も多く、19年に6着だったブルドッグボス(浦和)は続く東京盃JpnII・2着から、その年地元浦和で行われたJBCスプリントJpnIを制した。(栗田 勇人)
- 実施日
- 2024/09/18(水)
- 競馬場
- 浦和競馬場
- 距離
- ダート左回り 1400m
- 出走資格
- サラブレッド系3歳以上
- 1着賞金
- 3000万円
- 負担重量
- グレード別定(基準重量3歳52kg、4歳以上54kg、牝馬2kg減)
ただし下記①~③のとおり加増する(2歳時の成績を除く)
① 2024年9月6日まで、GI/JpnI競走1着馬5kg増、GII/JpnII競走1着馬3kg増、GIII/JpnIII競走1着馬1kg増
② ①の重量に加え、G/Jpn競走通算3勝以上馬は1kg増、さらに2勝ごとに1kg増
③ 負担重量の上限は3歳58kg、4歳以上60kg、牝馬2kg減
歴史
第1回は1991年で、2007年まではテレビ埼玉杯。08年にオーバルスプリントと名を変え、11年からはテレ玉杯の冠がつきJRA交流(13年よりJpnIII格付)となった。南関東限定だった第21回(10年)まで地元馬の勝利は3頭だけだったが、08年にトーセンラヴ(浦和)で制した小久保智厩舎は、JRA交流後の地方3勝のうち2勝をマークするなど奮起している。距離は04年までが1900m、その後は1400mで実施されている。(栗田 勇人)
コース紹介
浦和・左1400メートル
舞台となる浦和競馬場は1周1200m・左回り。小回りで直線が220mと短い点が特徴。必然的に前が有利なコース形態となっており、先行力や器用さが求められる。テレ玉杯オーバルスプリントJpnIIIが行われる1400mは、フルゲート12頭。直線入口付近からスタートして1コーナーまでの距離は約280m。ロスなく立ち回れる内枠の先行馬が有利とされるが、枠順や騎手のコース取り、ペース判断が命運を分ける。(前田 恒)
過去5年の競走成績
-
2023年 第34回
2023年9月20日(水)
浦和 左1400m
天候:雨 馬場:不良
1着 |
ドライスタウト |
01:25.7 |
1人気 |
2着 |
スマイルウィ |
3/4 |
2人気 |
3着 |
オーロラテソーロ |
3 |
3人気 |
-
2022年 第33回
2022年9月21日(水)
浦和 左1400m
天候:晴 馬場:重
1着 |
シャマル | 1:25.8 | 1人気 |
2着 |
リメイク | 1 1/2 | 3人気 |
3着 |
ティーズダンク | 3 | 2人気 |
-
2021年 第32回
2021年9月23日(木)
浦和 左1400m
天候:晴 馬場:良
1着 |
テイエムサウスダン | 1:24.6 | 2人気 |
2着 |
ティーズダンク | 2 | 5人気 |
3着 |
アランバローズ | 5 | 3人気 |
-
2020年 第31回
2020年9月22日(火)
浦和 左1400m
天候:曇 馬場:良
1着 |
サクセスエナジー | 1:26.7 | 3人気 |
2着 |
ベストマッチョ | 2 | 4人気 |
3着 |
ノブワイルド | ハナ | 1人気 |
-
2019年 第30回
2019年9月12日(木)
浦和 左1400m
天候:曇 馬場:稍重
1着 |
ノブワイルド | 1:25.3 | 3人気 |
2着 |
ワイドファラオ | 1 1/2 | 2人気 |
3着 |
ヤマニンアンプリメ | 1 1/2 | 1人気 |
アクセス
- 開催場所
- 浦和競馬場(埼玉県さいたま市南区大谷場1-8-42)
- 公共交通機関
- JR「南浦和駅」
⇒無料バス:東口専用のりばから約5分
⇒徒歩:東口から約15分
JR「浦和駅」
⇒徒歩:東口から約15分
- 車・タクシー
- 「東京国際空港(羽田空港)」から約60分
JR「大宮駅」から約30分
東北自動車道「浦和I.C.」から約15分
東京外環自動車道「川口西I.C.」から約10分
- 駐車場
- 711台(無料)
※南関場外時1161台(無料)、JRA場外時711台(1000円)
- HP
- http://www.urawa-keiba.jp/