施設紹介
新本館
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令和3年10月、従来使用していた2代目本館(昭和52年竣工)に代わり、地方競馬教養センターに事務室、教室、トレーニングルーム、体育館等を備えた新本館が完成しました。建物としての構造はRC造一部S造の2階建て、延べ床面積2,611.56㎡となっています。
馬場
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馬場・障害馬術の訓練に使用する大小の角馬場5面、競走訓練初期やウォーミングアップに使用する400・500m走路、そして本格的な競走訓練が可能な1,100m走路があります。教官たちからの指導・指示を受けつつ、騎手候補生は日夜訓練に励んでいます。また、これらの施設は令和4年10月に開催されたいちご一会とちぎ国体(第77回国民体育大会)の馬術競技会場となりました。
坂路
向こう正面の山肌を一部造成し設置したウッドチップ敷き坂路走路(平成20年完成、助走路350m、3%勾配300m、5%勾配70m)は、騎手候補生の訓練だけでなく、外部育成事業者や認定外厩馬の調教にも活用されています。
寄宿舎
騎手候補生は、競馬場での実習中を除く、2年間の課程の大半をこの寄宿舎で生活します。平成29年にリフォームした寄宿舎内は、寝起きや自習、休憩時間を過ごす居室だけでなく、食堂、娯楽室、ガス乾燥機付き洗濯室など、生活に必要なものが揃っています。
談話スペースには、共有の書籍や新聞・雑誌だけでなく、パソコン2台が設置されています。休憩時間の息抜きのみならず、各地の競走の映像で勉強する騎手候補生の姿も見られます。
騎手候補生は日夜厳しい訓練をこなし、体重制限を課せられている一方、成長期にある肉体に必要な栄養素を過不足なく摂取しなければなりません。また、騎手候補生にとって三度の食事は大きな楽しみであることから、管理栄養士が十分な検討のうえで、献立作成し、提供しています。
厩舎
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平成4年・5年に整備された厩舎地区は160馬房を備え、大きく2つに分かれています。現在はB厩舎地区に養成訓練用の訓練馬が入り、A厩舎地区では外部育成事業者が営業しています。A厩舎地区には、南関東競馬の認定外厩も置かれています。
厩舎に所属して、獣医診療棟、装蹄棟、放牧場、ウォーキングマシン3基(A厩舎1基、B厩舎2基)などの施設があり、騎手候補生の相棒となる訓練馬らを経験豊かな職員がサポートしています。
覆馬場(テントドーム)
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入所間もない騎手候補生の訓練や、悪天候時に活躍するのが、平成25年に厩舎地区北側に完成したテント張りの屋内馬場(テントドーム)です。1面65m×34mの広さがあり、半面ごとに区切っての訓練が可能です。
国際検疫
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走路地区南側にある国際検疫厩舎では、海外の競走へ遠征する日本馬や、日本国内の競走へ遠征する日本馬や、日本国内の競走に出走する外国馬の輸出・輸入検疫が可能です。令和2年に改修工事を実施し、同時に2か国からの輸入検疫が可能になりました。(2ロット化)検疫期間中は、1,100走路・坂路の使用も可能です。
那須寮
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那須寮は、騎手養成課程以外の教養センター業務、調教師課程や専門職員の養成訓練のための研修生を受け入れる宿泊施設です。各部屋はビジネスホテル並みの施設を備え、食堂や会議室も設けられています。
アクセス
〒329-2807 栃木県那須塩原市接骨木443
TEL:0287-36-5511(代)
(電話受付時間:平日8:45~17:00)
FAX:0287-36-5513
e-mail:jockey@nar.keiba.go.jp
東北新幹線 那須塩原駅下車・車で15分
東北本線 西那須野駅下車・車で15分
東北自動車道 西那須野塩原I.C・車で5分