地方競馬のあらまし
地方競馬のあらまし

地方競馬から生まれた
名馬たち

NARグランプリ

NARでは、地方競馬発展のため、優秀な成績をおさめた地方競馬の人馬や、地方競馬の発展に功績のあった人馬等を顕彰する『NARグランプリ』を開催しています。

NARグランプリ 年度代表馬一覧
年度 年度代表馬 品種 所属
平成2年度 ダイコウガルダン サラ系 大井
平成3年度 ダイコウガルダン サラ系 大井
平成4年度 グレイドショウリ サラ系 大井
平成5年度 ホワイトシルバー サラ系 大井
平成6年度 トチノミネフジ アラ系 大井
平成7年度 ライデンリーダー サラ系 笠松
平成8年度 ケイエスヨシゼン アラ系 兵庫
平成9年度 アブクマポーロ サラ系 船橋
平成10年度 アブクマポーロ サラ系 船橋
平成11年度 メイセイオペラ サラ系 岩手
平成12年度 ベラミロード サラ系 栃木
平成13年度 トーホウエンペラー サラ系 岩手
平成14年度 トーホウエンペラー サラ系 岩手
平成15年度 ネームヴァリュー サラ系 船橋
平成16年度 コスモバルク サラ系 北海道
平成17年度 アジュディミツオー サラ系 船橋
平成18年度 アジュディミツオー サラ系 船橋
年度 年度代表馬 品種 所属
平成19年度 フリオーソ サラ系 船橋
平成20年度 フリオーソ サラ系 船橋
平成21年度 ラブミーチャン サラ系 笠松
平成22年度 フリオーソ サラ系 船橋
平成23年度 フリオーソ サラ系 船橋
平成24年度 ラブミーチャン サラ系 笠松
平成25年度 ハッピースプリント サラ系 北海道
平成26年度 サミットストーン サラ系 船橋
平成27年度 ハッピースプリント サラ系 大井
平成28年度 ソルテ サラ系 大井
平成29年度 ヒガシウィルウィン サラ系 船橋
平成30年度 キタサンミカヅキ サラ系 船橋
令和元年度 ブルドッグボス サラ系 浦和
令和2年度 サブノジュニア サラ系 大井
令和3年度 ミューチャリー サラ系 船橋
令和4年度 イグナイター サラ系 兵庫
令和5年度 イグナイター サラ系 兵庫

※平成2年度から5年度はサラ系のNARグランプリ受賞馬を記載。

この他にも数多くの名馬が地方競馬から誕生しています。未来の名馬たちを、ぜひ競馬場でご覧ください。

昭和23年7月に施行された競馬法の下で、地方公共団体によって主催されている地方競馬ですが、その長い歴史の中で、数多くの名馬が誕生しました。ここでは、平成の名馬を中心にご紹介します。
過去の名馬に負けぬよう、日々、各競馬場で未来の名馬たちが鎬を削っています。

フリオーソ

フリオーソ
性・生年 牡・平成16年生まれ
ブライアンズタイム
ファーザ
母父 Mr. Prospector
所属 船橋
生産牧場 ハシモトファーム
馬主 ダーレー・ジャパン・ファーム(有)
戦績 39戦11勝
(地方競馬:34戦11勝、JRA:5戦0勝)
主な勝鞍 平成18年 全日本2歳優駿(GⅠ)
平成19年 ジャパンダートダービー(JpnⅠ)
平成20年・平成22年 帝王賞(JpnⅠ)
平成23年 川崎記念(JpnⅠ) かしわ記念(JpnⅠ)

生涯でダートグレード競走GⅠ・JpnⅠを6勝し、NARグランプリ年度代表馬を4度受賞。引退後は種牡馬となり、平成28年に産駒がデビューしている。

ラブミーチャン

ラブミーチャン
性・生年 牝・平成19年生まれ
サウスヴィグラス
ダッシングハニー
母父 アサティス
所属 笠松
生産牧場 グランド牧場
馬主 小林祥晃
戦績 34戦18勝
(地方競馬:31戦17勝、JRA:3戦1勝)
主な勝鞍 平成21年 全日本2歳優駿(JpnⅠ)
兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ)
平成24年 東京盃(JpnⅡ)

2歳時に、兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ)、全日本2歳優駿(JpnⅠ)を制し、史上初めて2歳馬でのNARグランプリ年度代表馬となる。

メイセイオペラ

メイセイオペラ
性・生年 牡・平成6年生まれ
グランドオペラ
テラミス
母父 タクラマカン
所属 岩手
生産牧場 高橋啓
馬主 (有)明正商事
戦績 35戦23勝
(地方競馬:33戦22勝、JRA:2戦1勝)
主な勝鞍 平成10年 マイルチャンピオンシップ南部杯(GⅠ)
平成11年 フェブラリーステークス(GⅠ)
帝王賞(GⅠ)

地方競馬所属馬として、初めてJRA GⅠ競走を制覇。引退後は種牡馬となって韓国に渡り、クラシックホースを輩出した。

スーパーペガサス

スーパーペガサス
性・生年 牡・平成8年生まれ
ヒカルテンリユウ
アサヒシヤルダン
母父 マルゼンストロングホース
所属 ばんえい
馬主 三井樹雄→加藤正法→大友榮司
戦績 155戦42勝
主な勝鞍 平成13、15年、17年 旭王冠賞
平成14~15年 北見記念 岩見沢記念
平成15~18年 ばんえい記念
平成17年 帯広記念

ばんえい競馬最高峰のレースであるばんえい記念において史上初めて4連覇を成し遂げるなど、重賞20勝をあげる活躍をみせ、1億円を超える賞金を獲得した。