新年あけましておめでとうございます。
平素より地方競馬をご愛顧いただき、心より御礼申し上げます。
昨年の地方競馬は、春先のばんえい競馬における馬インフルエンザの発生や、夏の豪雨による金沢競馬場の甚大な被害など、困難な状況に直面しました。しかし、関係者が一丸となって取り組んだ結果、年間の発売成績は過去最高を記録した前年を上回る水準を維持することができました。これもひとえにファンの皆様の温かいご支援の賜物であり、深く感謝申し上げます。
競走面では、日本のダート競馬改革を掲げて2年目を迎え、全国のダート競走の魅力を広めるべく、主催者とともに様々な取り組みを進めてまいりました。特に、3歳ダート三冠競走の最終戦では、三冠馬誕生への期待が高まり、大きな盛り上がりを見せました。また、昨年創設25年目を迎えたJBC競走は、スタンドがリニューアルされた船橋競馬場と2歳競走体系の中心となる門別競馬場の共同開催で行われ、ダート競馬の祭典にふさわしい熱気に包まれました。
国内での取り組みに加え、国際的な舞台への挑戦も進展しました。アメリカで開催されたブリーダーズカップクラシックで、フォーエバーヤングが日本競馬史上初の優勝を果たし、また、地方競馬の所属馬もディクテオンがコリアカップを制するなど、日本のダート競馬は今まさに世界から注目を集めています。
これらの成果を踏まえ、地方競馬では日本のダート競走を主体的に担うという決意のもと、本年も国際化をさらに推進し、公正確保の徹底と魅力ある競走の提供に努めるとともに、畜産振興と地方財政の改善という社会的責任を果たしてまいります。全国のファンの皆様に、より一層心から楽しんでいただける競馬をお届けできるよう、全力で取り組んでまいります。
結びに、皆様のご多幸とご健勝をご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
2026年(令和8年)1月1日
NAR地方競馬全国協会 理事長 斉藤弘