4月25日は、僕たち107期生の中間査閲が行われました。
所属予定先の調教師の先生や久しぶりに会う家族に自分の騎乗を見せる貴重な機会ということもあり、みんな気合が入っていました!
![]() |
それでは、迫力の写真と共に各候補生のコメントを紹介します。
第1レース
内 5番 浅野登生 キタノナデシコ号
![]() |
今回の中間査閲では、家族や調教師の先生に騎乗を見て頂くことができました。道中の姿勢や、併走の形を意識して丁寧に乗る事ができました。しかし、スタートでたてがみを離してしまい、馬の動きにスムーズについていけなかったり、コーナーで馬を抑えられていなく外に膨れてしまったりと多くの課題が見つかったので、毎日の訓練やトレーニングを大切にして1つ1つ課題を克服していきたいです。
外 9番 南部楓馬 ゴールデンイーグル号
![]() |
入所してから1年間が経ち家族や調教師の先生に成長した姿を見せることができました。
スタートは、少し動きに遅れてしまったがすぐに立て直し併走の形を作ることが出来ました。ササられ気味でしたが内の馬の頭差遅れ辺りで我慢をし、直線まで同じ状態で乗って行けました。直線は下半身が安定せず追い込み動作にばらつきがあり、併走馬と一緒に外へ流れて行ってしまいました。もっと下半身を強化し安定した競走姿勢を手に入れたいです。
第2レース
内 4番 菅原吏久人 ハヤカゼ号
![]() |
今回の中間査閲では、半年ぶりに家族や山下先生に騎乗を見せる機会だったので気合を入れて騎乗しました。ゲートでは、出た瞬間に鐙が外れてしまい、大きく馬の邪魔をしてしまいました。しかし、そこから立て直し最後の直線ではハンドライド中心に追うことができました。
他の馬との馬幅感覚を正しく覚えることや、ゲートなどをもっと上手くなり、競馬場実習に向けて日々考えながら騎乗していきたいと思います。
外 11番 後藤武蔵 ハッピールーラ号
![]() |
オレンジ帽になって初めて家族のみんなに騎乗姿を見てもらいました。ゲートでは、発進後によれてしまいましたが、コーナーまでに併走馬と併せることが出来ました。直線では、馬を真っ直ぐに走らせる事を意識しました。まだまだ、追い込みの姿勢が高く、鞭を上手く使えないなど、多くの課題があるので、日頃から訓練や木馬でのトレーニングに励んでいきたいです。
第3レース
内 2番 石田竜誠 カワカミラトゥール号
![]() |
今回の中間査閲では、いままで積み上げてきた訓練の成果を家族や三野宮先生に見せることができるように意気込んで臨みました。道中は併走馬と併せられましたが、直線に入って追い込む時にダイナミックさを求めすぎて腕だけで必死に追ってしまい、下半身で押し込む動作が弱くなってしまいました。今後は、下半身をもっと強化して追えるようにしたいと思います。
外 10番 塚本直之 テイクザクラウン号
![]() |
今回の中間査閲では、オレンジ帽になって競走騎乗がメインとなった僕たちが、半年ぶりに再会する家族や所属予定の先生に見せる機会で気合いを入れて臨みました。枠内では、今まで以上に緊張しましたが、肩の力を抜き、馬に緊張が伝わらないように」、また馬の動きに遅れないように意識して乗れました。直線に入るまでペースを上げ過ぎないように、併走馬と我慢することが出来ました。反省点としてスムーズに手綱の詰め替えができませんでした。この課題を普段の訓練や木馬で練習して次につながるよう過ごします。
目迫先生、お母さん、お忙しい中、見に来て下さりありがとうございました。
第4レース
内 1番 小川悠汰 エメラルムサシ号
![]() |
今回の中間査閲では初めて家族に競走騎乗を見せました。スタートは馬の動きについて行く事ができなかったですが、併走馬としっかり併せて低い姿勢、大きなハンドライドを意識して追い込む事ができました。今後はスタート、道中の姿勢、下半身で馬を動かすことを課題として頑張っていきたいです。
外 6番 小林樹 トモジャハリーフ号
![]() |
今回の中間査閲では、今まで支えてくれた親に日頃の感謝を伝えることが出来ました。
2騎併走での発走から追い込みでは、馬がイレ込んでいて、それにうまく対応できずに自由にされたり、内ラチを頼られたりして、何とかしようと手綱だけの操作になってしまっていて、バランスの悪い騎乗になってしまいました。ただ、前回の反省点だったハンドライドはうまくいったので、今回の反省点である馬の真ん中に乗ることを大事にして、次の大型訓練に取り組んでいきたいです。
第5レース
内 3番 沖響主 ラテルネラ号
![]() |
今回の中間査閲では発走では馬の動きについて行く事が出来、今までで一番良かったです。
道中は内埒走行をし、馬も抑えて併せることが出来ました。追い込み操作では、ハンドライドを中心にダイナミックに追えました。ですが、鐙が外れてしまった事もあり、まだまだ鐙を踏めていないので、改善していきたいです。
中 8番 髙橋洸佑 ドリームエルダー号
![]() |
発馬後の馬の動きに遅れてしまい最低限、おいつけるようにしました。スピードが乗ってきた中でも姿勢をきめて乗る事が出来、4コーナーを迎えることが出来ました。4コーナーでは、外に膨れてしまい、他馬に迷惑をかけてしまったので、外の壁や重心を定めて乗れるようにします。直線では、下半身での押し込みが弱かったり、ハンドライドが合わず馬の邪魔ばかりしてしまったため、力強く馬を押せるようにしたり、馬の頭頸の動きに合わせて拳を伸展するようにします。
外 7番 近藤颯羽 スカーレットデビル号
![]() |
今回の中間査閲では家族や藤ヶ崎先生に来ていただいて競走騎乗を見せることができました。自分の課題であったゲートでは馬を邪魔することなくスムーズに出ることができて、しっかりと隣の馬と併走することが出来ました。しかし、馬を手の内に入れられずゴールまでただ走らせてしまっただけになってしまったので自分のコントロール下におけるようにしていきたいです。
その他 レース写真
第1レース
![]() |
![]() |
第2レース
![]() |
![]() |
第3レース
![]() |
![]() |
第4レース
![]() |
![]() |
第5レース
![]() |
![]() |
最後は整列をし、大きな声で挨拶をして無事終了しました。
![]() |
今回の中間査閲で見つかった課題を改善し、2か月半後に控えた競馬場実習に向けて日々努力していきたいと思います!!
今回の担当は、107期 沖、菅原でした。