私たち107期は8月20日に第3回技能審査(馬場)を行いました。この日のためにみんな訓練を必死に頑張ってきました。技能審査のコメントを紹介します。
9番 南部 楓馬 アマーブル号
1つ1つのポイントの正確さと馬の動きのメリハリをつけられたのは良かったものの、自分のバランスが不安定で駈歩の手前を変えられてしまい悔いの残る演技になりました。1回目から3回目の技能審査の課題を意識しながら4回目の技能審査を行いたいです。
12番 髙橋 洸佑 ペンタトニック号
今回の技能審査では、標識を意識しながら騎乗しました。しかし、扶助が雑になってしまい駈歩発進を速歩で発進してしまったり、乗り手に芯が足らず軸がブレてしまったりと課題が残る結果となりました。自分に足りない部分を補えるように日々の訓練を、1鞍1鞍意識しながら乗るようにします。
3番 沖 響主 アルファウイング号
今回の技能審査では、長手綱での騎乗となったことで、馬とのコンタクトがとれず、扶助が伝わらない状態に自ら陥ってしまいました。前進気勢も作れず、特に歩度の伸縮ではメリハリが無く、焦ってしまい、騎乗姿勢も崩れ、悪循環となってしまいました。今後の騎乗では、第4回技能審査(障害)に向けて、手綱の保持はもっと大切になってくるので、長手綱を矯正し、ハミ受け感覚も体得できるように、1鞍1鞍を大切に騎乗したいです。
7番 塚本 直之 タネマフタ号
今回は馬場の技能審査で、これまでの技能審査では、思い通りに出来ず順位が下位でしたが、今回は、斜め横歩や巻乗りの描き方が上手くでき、上位をとることができました。また、歩度のつめ伸ばしや隅角を深く回ることも意識出来ました。今後の訓練では最後の技能審査(障害)があるので、基本姿勢を崩さないように回ることを意識して訓練に臨んでいきたいです。
1番 小川 悠汰 ライヨール号
今回の技能審査では、フラットワークの段階から馬を積極的に前に出すことを意識して乗りました。しかし、自分が鞭に頼っていたばかりに本番では自分の扶助が手綱だけになってしまい、正反撞の際に手綱にぶら下がり馬の邪魔をしてしまい、騎座と脚で馬を前に出すという事が出来ませんでした。今後の訓練では扶助を使うときは必ず脚から入るということを意識して乗っていきたいと思います。
6番 浅野 登生 ブロンドペタル号
今回の技能審査では、歩度を伸ばしたり詰めたりするところがあいまいになってしまい、標識の場所からズレて運動してしまいました。これからの訓練では歩度のメリハリをはっきりつけられるように脚を中心として使うようにし、体をゆすって馬を前に出さないようにすることを心掛けていきたいと思います。
13番 後藤 武蔵 ホウオウプライド号
今回の技能審査では、正反撞の際に拳が上下しないことと、脚の位置が前後しないことを意識して乗りました。しかし、手綱が伸びて脚の扶助が雑になってしまいました。今後、よりいっそう丁寧な騎乗が出来るようにしていきたいです。
8番 近藤 颯羽 ブルーレイ号
今回の技能審査では、中間歩度と尋常歩度のメリハリをつけることを意識して乗りました。しかし、扶助が雑になってしまい、歩法にイレギュラーがおきてしまいました。今後は的確な扶助操作を身につけて、馬に分かりやすく扶助を心掛けるようにします。
4番 菅原 吏久人 フィッシュダイブ号
今回の技能審査では、姿勢を意識して乗ることができました。しかし、自分の雑な扶助が目立ってしまい、馬を思うように動かすことが出来なかったので、これからは優しく丁寧に乗ることも意識しながら訓練に臨みたいと思います。
5番 石田 竜誠 イグナシオドーロ号
第3回技能審査の馬場では、馬を元気よく動かし歩度のメリハリを付けられるよう意識して臨みました。しかし、なかなか思うように歩度を伸ばすことが出来ず、今後の課題として残りました。一方で、駈歩発進も理想の位置から出すことができた等、上手くいった所もあったので今後の訓練で課題を改善し、良かった所は更に伸ばしていこうと思います。
11番 小林 樹 イノセント号
今回の技能審査では、隅角を深く回ることや内方姿勢を意識して乗る事が出来ました。しかし全体的に前進気勢が足りず、メリハリのない演技になってしまいました。次の技能審査に向けて、1つでも順位を上げられるように努力していきます。
担当は107期 小川、後藤でした。