106期生は5月29日に福島県のノーザンファーム天栄へ見学に行ってきました。
坂路コースや周回コースなどの調教施設があり、主に関東所属馬を中心に入厩前の調整や、レース間のリフレッシュ、そして北海道から美浦、栗東の各トレーニングセンター、ノーザンファームしがらきへの競走馬移動の中継地点として大事な役割を担っています。
坂路コースの説明を聞きました。
全長900m、高低差36mでタイム自動計測装置があり、馬場の材質はポリトラックでした。ポリトラックとは、ビニール、砂、油を混ぜたもので、特に油を多く含んでいるため、水捌けがよく、天候に左右されないでほぼ同じ馬場状態で調教ができるそうです。
実際に坂路コースを走らせていただきました。
反発力やクッション性があり、とても走りやすかったです。
厩舎の数は12厩舎あり、350馬房ありました。ビッグレースに参加するような有名な現役馬もいました。
教養センターにはないトレッドミルも見させていただきました。
軽いキャンター(時速36㎞)まででき、怪我明けの馬や、レース上がりの馬の調整などで使っているそうです。
今回の見学では、普段ではできない、見られないような、貴重な経験をさせていただきました。
この経験を活かして、これからも頑張っていきます。
担当は近藤、椿でした。