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2024/07/01

【教養センター便り】106期第2回競走実習

僕たち106期生は、5月17日に第2回競走実習を実施しました。これまでの訓練における反省点を活かし、今後のレベルアップに繋げられるよう、各々が考えて訓練に臨むことが出来ました。
レースごとに106期生のコメントを紹介します。

第1レース

1枠 松永昂樹 ミリオンウェイズ号
今回は、前回の反省を活かし、早めの判断で位置取りを決めるようにしました。ゲートを出てからあまり集団が作れず、向正面で無駄に脚を使うことがあったので、次はペース配分をしっかり出来るようにしたいです。また、手綱の詰め替えや追い込み操作などはこれからも練習し、上達出来るよう頑張ります。

2枠 望月凌 ハヤカゼ号
今回の競走実習では、スタートを上手く決められず、集団を上手く作ることができませんでした。また、最後の追い込み操作や進路取りも不十分で練習不足やイメージが作れていない所も感じました。次の競走時実習に向けて、木馬でのトレーニングやレース映像などで勉強していきたいと思います。

3枠 中山遥人 サトノエンデバー号
今回の競走実習では、ゲートで馬の動についていく事、馬とのコンタクトをとることを意識しました。自分が集団から遅れてしまい、対応ができずに縦長のレースになってしまいました。遅れた時、速いか遅いかを確認し、まわりを見てペースを早く判断できるようにしたいです。

4枠 小野俊斗 イデアクオーレ号
今回は、前回の反省を活かし、ゲート内では手綱を伸ばしておいたおかげで馬の邪魔をすることなく発進することが出来ました。しかし、ハナを主張する判断が遅れてしまい、内柵沿いを走らず中央を走っていました。次回はレースをしっかり形成することを心がけ、訓練ではさらに技術を向上させるため、一日一日の訓練を大切に励んでいきます。

第2レース

1枠 近藤翔月 ハッピールーラ
今回の競走実習では、前回の反省を活かしスムーズにスタートを決めることができ、周りの状況を把握して理想の走行位置につけることができました。最後の直線では最後まで馬の頭頸の動きに合わせてダイナミックに追うことができました。今回の反省点は、スタートから流れで1コーナーに入ってしまったことで外にふくれてしまったことです。
次回の競走実習に向けて、決められた走行位置で真っ直ぐに走らせる事を意識していきたいと思います。

2枠 林悠翔 エメラルムサシ号
今回は出たなりで冷静に自分の位置に付けることができました。コーナーでは、内側の馬の外をしっかりと間隔を詰めて回ることが出来、直線での追い込みも前回より迫力を増して追えたと思います。次からは、柔軟に物事を考え、ちゃんとしたレース運びをしてロスなく乗れるようにすることが目標です。

3枠 長谷川蓮 レヴェイユ号
今回の競走実習では、前回の反省を活かし枠内での準備、速めの判断を意識して乗ることができました。スムーズに集団を形成してレースをすることが出来ました。しかし、最後の追い込み操作では気持ちの焦りから思うように追えず、また、真っすぐ走らせる事が出来ませんでした。今回の反省をしっかり振り返り、次に繋がるようにしたいと思います。

4枠 小笠原羚 サンテレーズ号
今回の競走実習では、ゲートからの発走後、しっかりと追い出していき、周りの状況を見ながら集団をつくっていく事ができました。しかし、騎乗姿勢を綺麗に作れていなかったり、上手くコントロール出来ていなかったりしました。そのため、折り合いをつけられず、外にふくれてしまいました。まずは、騎乗姿勢を安定してつくれるようにし、日々の訓練を大切にして、技術を身につけていけるように頑張ります。

3レース

1枠 杉山海波 グラングリシーヌ号
今回の競走実習では、内ラチとの距離を常に意識して乗りました。馬との息の入れ方や折り合いの付け方をこれからの課題として学んでいきたいです。

2枠 小谷哲平 トーホウビースト号
今回の競走実習では発走してから早めにリズムをとり自分のポジションを決めることができ、内ラチを視野に入れながら走行することができました。追い込み操作での扶助操作や姿勢など沢山修正するべきことを見つけることができたので改善できるように頑張ります。

3枠 椿聡太 ゴールデンイーグル号
全体的に落ち着いて乗ることができました。1コーナーの入りや集団形成は前回よりもレースを意識して乗ることができました。しかし道中の姿勢や直線での追い込み操作など課題も沢山あるので、木馬でのトレーニングやレース映像を見て、次回の競走実習に活かしたいです。

4枠 米玉利燕三 ハイワールド号
今回の競走実習では、ゲートを出てから良い併走をつくれたので集団形成を意識して乗りました。しかし馬のペース配分を考えられておらず、ついていくことに必死になってしまいました。次回からは馬のペース配分、折り合いを特に意識して乗ります。追い込み姿勢はもう少し上体を起こしたいです。

今回の競走実習では前回の反省を活かし、集団の形成やコーナーのまわり方など前回より成長した部分が見られました。しかし、まだ仕掛けどころでの進路取り、追い込み操作など不十分な所も課題として見えてきました。普段の訓練から課題を持って取り組んで、次の競走実習に生かしていきたいと思います。

今回の担当は望月と長谷川でした。
 

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