僕たち106期は、4月25日に初めての競走実習を実施しました。106期生のコメントを紹介します。
第1レース
1枠 小谷 哲平(こたに てっぺい) プリティーワック号
初めての競走実習では集団をつくることができ、馬との距離感や広い視野でたくさんの情報を取り入れる事の大切さを感じることが出来ました。追い込み姿勢であったり、走行位置の精度と、改善すべきところがたくさんあったので今後も頑張ります。
2枠 杉山 海波(すぎやま みなみ) キタノスウォード号
初めての競走実習で発走後集団をつくる事、通るべき進路を守ることを意識しました。手綱の詰め替えや追い込み時の鞭さばきなど改善できるところを毎日の訓練で改善していきたいです。
3枠 林 悠翔(はやし ゆうと) ラテルネラ号
速いペースの中での集団ということで視野が狭くなりやすく、他馬との間隔や距離について自分の感覚とビデオで見たのとでは思っていた以上に差がありました。視野の広さや追い込み操作のレベルを上げられるようにしていきたいです。
4枠 中山 遥人(なかやま はるひと) シナノアサヤケ号
初めての競走実習では広い視野をもって騎乗することを意識しました。速いペースの中での馬のコントロールで道中のペースや他馬との距離がつめられなく課題となりました。克服できるように日々努力したいです
第2レース
1枠 小笠原 玲(おがさはら れい) ソルサリエンテ号
初めての競走実習でしたが集団を形成して走ることが出来ました。前との距離感を意識して走ることが出来ましたが、ラチと近くなりすぎてしまいました。また、発進後の状況判断が悪く、前に出していけませんでした。馬のコントロール能力や競走姿勢の安定性、素早い判断能力などを身につけていけるように今後の訓練も頑張ります
2枠 小野 俊斗(おの しゅんと) イダテンノウタ号
今回の競走実習ではゲートを出る時にハミが当たってしまい出遅れてしまいました。向正面では自分の走行位置を決めて真っすぐ走らせる事が出来、綺麗に集団を形成することが出来ました。しかし、追い込み操作では姿勢が高くなってしまい、しっかり追うことができませんでした。これからの訓練では馬とのコンタクトや姿勢に気を付けて頑張っていきます。
3枠 松永 昂樹(まつなが こうき) ダッシュスライダー号
ゲートを出てからの判断が遅く、1コーナーまでにポジションを決められなかったり、脚を溜められず、直線でしっかりハミをかけて追えなかったり反省点がたくさんありました。下半身をもっと強化し、どんな時でも臨機応変に対応できる騎乗が出来るようにこれからも頑張ります。
4枠 長谷川 蓮(はせがわ れん) ヴァーナルブルーム号
今回は初めての競走実習でした。しっかりと課題に沿って臨むことが出来た訓練だったと思います。しかし、ゲートの枠内での準備不足、臨機応変な瞬時の判断、自分の下半身の弱さなど多くの課題も見つかりました。今回の経験を次に活かせるよう、日々の訓練やトレーニングを頑張っていきます。
第3レース
1枠 米玉利 燕三(よねたまり えんぞう) ムサシキングオー号
今回が初めての競走実習で、集団をつくること、道中の位置、手前などを一番意識しました。落ち着いた騎乗は出来ましたが、下半身の弱さが目立ち、3コーナーから馬上でのブレが酷くなってしまいました。自分が思っているよりも前との距離があったので、次回からはもう少し攻めて乗るようにし、距離感覚を養っていきます。次回はもっと追いこみ操作に豪快さを出していきます。そのために訓練、自主トレで自分を追い込みます。
2枠 椿 聡太(つばき そうた) キタノナデシコ号
初めての競走実習で、自分のポジションと周りの馬を気にしながら乗りました。1コーナーの入りや内ラチとの距離など乗っている時の感覚と映像で見た時で違いがあるので、その差をなくしていき、第2回競走実習で活かしていきたいです。
3枠 望月 凌(もちづき りょう) アマリリス号
初めての競走実習でしたが、上手くスタートを決めてポジションをとることが出来ました。しかし、隣の馬との馬幅が離れていたり、内の馬より前に出てしまったり、馬なりになってしまって自分でコントロールできなかった事など、課題が多く残りました。次回の競走実習では、今回の反省を活かしてきっちりと集団を作っていけるようにしたいです。
4枠 近藤 翔月(こんどう しょうげつ) サインコサイン号
今回初めて競走実習をして良かったことは、道中の集団を形成して走行できたこと、コンパクトな動きで力強く追えたことが良かったです。しかし、自分の準備不足によりスタートで出遅れたりコーナーで外に回しすぎたりしてしまいました。スピード感覚、馬同士の併走感覚、走行位置などのまだまだ自分に足りない所をこれからの訓練で向上させていきたいです。
今回の第1回競走実習では、どのグループもしっかりと集団を形成して走ることが出来ました。しかし、追いこみ操作で姿勢が高くなってしまい、しっかりと追うことができなかった姿が散見されたので、次回の競走実習ではカッコイイ姿勢でダイナミックに追い込むことを課題に頑張っていきます。
今回の担当は中山、小野でした。