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2024/05/09

【教養センター便り】106期 中間査閲

僕たち106期生は、1年間の成果として4月18日の中間査閲を迎えました。前日まで天候が安定しませんでしたが、当日は快晴となり天候に恵まれた中での最高の舞台となりました。
それでは、それぞれのコメントと様子を紹介します。

第1レース

1枠 椿 聡太(つばき そうた) トーホウビースト号

普段と違う環境なので、落ち着いて乗ることを意識しました。発走後に併走の形を作ることはスムーズに行えましたが、直線で下半身を使い、力強く追うことができなかったので、下半身を強化していきたいです。

2枠 近藤 翔月(こんどう しょうげつ) ミリオンウェイズ号

今回の中間査閲では、落ち着いて冷静な騎乗をして今までの訓練の成果を活かした騎乗を意識しました。全体を通して走行位置の悪さが目立ってしまいました。コーナーでは大きく外にふくれ、直線では内に入ってしまい、最後までしっかり追うことができませんでした。これから競走実習などをするにあたって細かい扶助操作など自分に求めるレベルを上げていきたいです。 

第2レース

1枠 小野 俊斗(おの しゅんと) サンテレーズ号

今回の中間査閲では馬の邪魔をすることなくゲートから出ることが出来ました。コーナーまでペースを考えてコントロールすることが出来ましたが最後の直線では走行位置が定まらず内に寄れてしまいました。これからの訓練では真っ直ぐ走らせることを心がけて全力で励んでいきます。

2枠 小笠原 羚(おがさはら れい) サトノエンデバー号

多くの方々に見てもらえる機会で、とても緊張しましたが、落ち着いて乗ることができました。課題は多く残りましたが、1年間の成果を発揮することが出来たと思います。今まで沢山の方々に支えてもらいここまでくることができました。感謝の気持ちを常に持ち、日々成長できるよう頑張ります。

第3レース

1枠 杉山 海波(すぎやま みなみ) リックマトリックス号

中間査閲では、両親や調教師の先生の前で、入所してから今までの成果を無事に披露することができました。これからジョッキーとしてデビューするまでの間に目標、課題、やりたいことを明確にして、そのための準備を行い騎乗の幅や引き出しを増やしていけるように意識していきたいです。

2枠 小谷 哲平(こたに てっぺい) ハヤカゼ号

半年間の競走訓練の成果を発揮することができました。しっかりと併走をつくる事ができ直線ではハンドライドをつかって追い込む事ができました。競走姿勢や推進のしかたなど足りない所を見つける事ができたので改善につとめていきます。

第4レース

1枠 望月 凌(もちづき りょう) テイクザクラウン号

今回の中間査閲では初めて親や調教師の先生の前で追い込みをしました。返し馬や併走など上手くはいきませんでしたが、自分が出来る精一杯の騎乗ができたと思います。これから競馬場実習に向けてもっと技術を上げ、筋力も上げて上手く乗れるようにしていきたいです。

2枠 松永 昂樹(まつなが こうき) エメラルムサシ号

発走時はしっかり馬の動きについていくことができました。
直線ではハンドライドでダイナミックに追うことができたと思います。これまでの課題を克服し競走実習で生かせられるように頑張っていきます。

第5レース

1枠 中山 遥人(なかやま はるひと) ハッピールーラ号

今回の中間査閲では馬の動きを感じながらついていくことを意識しました。しかし発走時の馬の動きについていくことができず自分が理想としていた追い込み操作ができませんでした。課題を克服していきたいです。

2枠 林 悠翔(はやし ゆうと) スカーレットデビル号

1年間の成果を十分に発揮することが出来ました。返し馬はいつもと違う環境に戸惑う馬を力ませないようにリラックスさせて行うことができ、レースではゲートや折り合い、併走がスムーズにできました。しかし追い込み操作では下半身の安定性に欠けていたと思います。馬を推せる迫力のある追い込み操作ができるように改善していきたいと思います。

第6レース

1枠 米玉利 燕三(よねたまり えんぞう) ゴールデンイーグル号

今回の中間査閲では返し馬で丁寧な移行ができず、流れで走らせてしまい手の内から漏れてしまった。ゲート内、発進は今までの中では一番良かったと思います。追い込み操作では、まだまだ脚が使えていなく、手追いになっている。馬上以外でも木馬で効率的なトレーニングをしていきます。

2枠 長谷川 蓮(はせがわ れん) グラングリシーヌ号

今回の中間査閲では今までの訓練の成果を発揮することができました。道中の姿勢や併走の形も良く見に来てくださった方々に良い姿を見せることができたと思います。しかしゲートや追い込み操作など課題はまだたくさんあるので、これからの訓練やトレーニングで下半身をしっかり鍛え克服していきます。

12名全員が入所してから今までの訓練の成果を発揮することができました。しかし全体的に追い込み操作にまだまだ甘さがあり、これからの訓練に大きな課題が見つかりました。今後は頭数が増える競走実習を行うことになります。更に訓練がレベルアップしてくるので、106期一同気を引き締め、向上心を持って訓練に励んでいきたいと思います!

担当は小笠原、林でした。

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