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2024/03/20

【教養センター便り】105期 第2回修了実技試験

私たち105期は、3月1日に第2回修了実技試験がありました。その成績は地方競馬騎手免許の実技試験に反映されるものであり、修了供覧競走前最後の大きな訓練でした。競馬場実習から帰ってきて初めての競走実習だったので、みんながどれだけ成長できたのかを感じることができたと思います。

第1レース
1枠1番 明星晴大 シナノアサヤケ号
ゲートは真っすぐ出ることができたが、ゆったりとしたスタートになってしまいました。最後の直線では、開いた内には入れたが外斜行してしまい、外の人の邪魔をしてしまったので真っすぐ走らせるようにします。

2枠2番 塩津璃菜 イデアクオーレ号
スタートは真っすぐ出すことが出来ました。先行することはできましたが、ペースを抑えることが出来ず一頭で行ってしまいました。最後の修了供覧では、ペースをコントロールできるようにしたいです。

3枠3番 土方颯太 プリティーワック号
スタートは馬の邪魔をしないで出ることができました。しかし、その後の判断が上手くできず、少し遅れてしまったので1つ1つの判断を冷静に考えて乗りたいです。

4枠4番 望月洵輝 リックマトリックス号
道中追い通しになってしまって、息を入れるところがつくれませんでした。3コーナーから4コーナーにかけて手綱を詰め切れずに追っていたのでハミが抜けてしまいました。後ろから推進するイメージでデビューまでに修正していきたいです。

第2レース
1枠1番 城野慈尚 ソルサリエンテ号
ゲートで遅れてしまいましたが、切り替えて走行しました。隣の馬にピッタリと併わせて集団をくめるようにしたいです。

2枠2番 藤田凌駕 ムサシキングオー号
ゲートでは、隣の馬の影響もあり遅れてしまったが、すぐに番手の間につくことが出来ました。向こう正面も折り合いをつけて集団を形成することができました。直線で前の馬が外に膨れたので、間に入って走行距離を少なくすることが出来ました。もっとしっかりと追えるようになりたいです。

3枠3番 千野稜真 サインコサイン号
今回は競馬場実習から帰ってきて初めての競走実習でした。スムーズに1番手をとることができ、綺麗に乗ってくることを意識して騎乗することが出来ました。向こう正面では馬も落ち着いていてリラックスして乗ることができ、綺麗に隊列を組んで走行することが出来ました。競馬場実習から帰ってきて自分の成長を感じることが出来ました。これからも、もっと上手くなれるように日々の訓練を一鞍一鞍集中して乗っていきたいと思います。

4枠4番 髙橋愛叶 ベストゴッホ号
スタートでは、馬の動きについていくことができたが、1コーナーまでの判断が悪く、外に膨れてしまいました。次は中途半端にならないようにします。

5枠5番 坂井瑛音 ハイワールド号
終始外を回ってしまったうえ、コーナーは外に膨れてしまいました。馬には申し訳ないレースになってしまったし、長い距離を走ってくれた馬に感謝です。修了供覧に向けてもっと緊張感をもって訓練に取り組みたいです。

第3レース
1枠1番 佐野遥久 ヴァッフシュテルケ号
ゲートで出遅れてしまったが、後ろからのポジションで折り合うことが出来ました。前との距離や道中の姿勢は、前よりも意識することが出来ました。今回の反省を活かし修了供覧に向けて頑張っていきたいです。

2枠2番 高橋優 アマリリス号
スタートでは、馬から突き遅れてしまったし、ペースを落とそうとして、尻が落ちてぶら下がるようになり折り合いをつけることができませんでした。1次試験で失敗してしまった手綱さばきは改善出来ました。デビューまで1カ月を切っているので少しでも一流の騎手に近づけるように取り組んでいきます。

3枠3番 山本大翔 キタノナデシコ号
今回は久々の競走実習でした。スムーズに二番手に付けられました。道中の姿勢を低くすることを意識しました。直線で鞭を持ち変えられたのは良かったが見せ鞭が出来ていなかったです。もっとペースを考えて走行させたいです。

4枠4番 新庄海誠 リワードメラン号
ゲートはスムーズに出ることができたが、向こう正面でペースが落ち着いたときに対応することが出来ず、かかり気味になってしまいました。道中の折り合いをつけられるように、普段の訓練から意識していきたいです。

5枠5番 加藤雄真 グラングリシーヌ号
競馬場実習から帰ってきて初めての競走実習でした。ゲートを出でから3コーナーまで折り合いがうまくつけられませんでした。道中の馬の抑え方をしっかり学び、修了供覧やデビュー後に繋げていけるようにしたいです。

担当は105期 山本・加藤でした。

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