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2024/03/18

【教養センター便り】106期 JRA競馬学校対抗戦

私たち106期生12名は、JRA競馬学校騎手課程42期生と障害飛越の対抗戦を行いました。2月2日(金)に競馬学校で、2月16日(木)に教養センターでそれぞれ行いました。

競馬学校騎手課程42期生が6人ということで、競馬学校で行われた試合では、地方競馬教養センターAチーム vs Bチーム vs JRA競馬学校チームそれぞれ6人ずつで行い、教養センターで行われた試合では競馬学校騎手課程42期生がそれぞれ2頭ずつ騎乗しました。それでは、教養センターで行われた対抗戦の様子と2試合を振り返りそれぞれのコメントを紹介します。

1番 小野 俊斗 フィッシュダイブ号

今回のJRA競馬学校対抗戦では、初めての馬に騎乗してその日に障害大会を行ったり、慣れ親しんだ馬で経路障害飛越を行ったりと沢山の事を経験することが出来ました。結果は負けてしまいましたが、この対抗戦で学んだことを活かして騎乗技術の向上につなげていけるよう、日々の訓練を頑張っていきます。

2番 杉山 海波 マサヤ号

今回は競馬学校での悔しい経験を活かし、悔いの残らないコース走行が出来るようにしっかりと準備をして騎乗することができました。障害を飛ぶ際に目線が下がってしまう癖があるので、特に意識して乗りました。

3番 椿 聡太 アイルミツオー号

馬を焦らせないよう意識して乗りました。障害に対するアプローチや、回転などで扶助が雑になってしまったので、一つ一つ丁寧に行いたいです。JRA競馬学校対抗戦でたくさん学ぶことが出来たのでこれからの訓練に活かしていきたいです。

4番 中山 遥人 タネマフタ号

JRA競馬学校対抗戦では、障害に対するアプローチラインを意識しました。もともとの課題だった馬を活発に動かすこと、銜をかけるように手綱をしっかり持つことが出来なかったので結果は良くなかったですが、この課題を明日からの訓練で直せるようにしていきたいです。

5番 小笠原 羚 ライヨール号

JRA競馬学校との対抗戦では、ペースコントロールや最後まで我慢をすることが出来ず、随伴も上手くついていくことができず悔しい結果となりました。今回は、ライン取りや良いペースで回ることができ、JRA競馬学校での対抗戦よりも良い騎乗が出来たと思います。対抗戦を通して色々な事を学ぶことが出来ました。これらを活かして、日々頑張っていきます。

6番 望月 凌 カツラプリンス号

JRA競馬学校での対抗戦では、チームに迷惑をかけてしまったので、今回減点0で回って来られて良かったです。ただ馬に助けられたので、これからもっと技術を高められるように毎日の訓練を真剣に取り組んでいきたいです。

7番 小谷 哲平 ブロンドペタル号

今回の対抗戦では、馬の飛びやすいペースを作ることが出来ず、銜をかけるように手綱をしっかり持った中で飛越することが出来なかったので、良い結果を残すことが出来なかったです。しかし、この対抗戦で学んだ事も沢山あり、騎乗のこと、人間性、勝負心など、短い間でしたがこの経験を訓練・私生活でも活かせるように頑張っていきます。

8番 米玉利 燕三 ブロンドペタル号

今回教養センターで行われた対抗戦では乗りなれた馬での走行だったので、良い走行が出来るように落ち着いた騎乗を心掛けました。完歩を外してしまう場面が多く馬を困らせてしまいました。
今回は馬が助けてくれたので減点0で完走することができました。今後行われる、先輩である105期生との対抗戦では、馬に助けてもらう事なく減点0で完走します。

9番 近藤 翔月 アルファウイング号

競馬学校との対抗戦を終えて、自分の目標にしていた減点0でコースを回り、自分の役目を果たすことが出来ました。コースの中で自分の未熟な所を馬がカバーしてくれたので、馬から教わったことを訓練で活かしていきたいです。

10番 松永 昂樹 カリスト号

JRA競馬学校で行われた対抗戦では負けてしまい、とても悔しかったので、今回は必ず勝てるよう挑んだけれど、最終障害で油断してしまい、反抗されて思うような騎乗ができませんでした。次の105期の先輩との障害大会では必ず勝てるよう気を引き締めて頑張りたいです。

11番 長谷川 蓮 ホウオウプライド号

教養センターでの対抗戦では馬のリズムを大切にし、障害に対して一つ一つ丁寧に向かうことを意識して乗りました。今回の走行では、上手くいったところもありましたが、僕の課題である詰めの甘さが出てしまい悔しい結果となりました。この経験を活かし、次に繋げたいです。

12番 林 悠翔 イグナシオドーロ号

勝ち点は取れましたが、全体としてはJRA競馬学校に負けたのが悔しいですし、良い乗り方は出来ませんでした。競馬学校の生徒のように、無駄な動きが少なく美しい乗り方ができるようになりたいと感じました。対抗戦を通して学んだ事がたくさんあり、刺激をもらえました。これからも日々精進していきたいです。

今回の対抗戦では、2戦ともJRAに負けてしまいました。負けて悔しいで終わらず、この敗戦を糧にして、さらに技術を向上させられるよう、毎日の訓練を頑張っていきます。

今回の担当は106期 望月・長谷川でした。

 

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