2023年に優秀な成績をおさめた地方競馬の人馬や、地方競馬の発展に功績のあった人馬等を顕彰する『NARグランプリ2023』の表彰馬、表彰者が下記のとおり決定しましたのでお知らせします。
表彰式典は都内にて2月22日(木)に関係者のみで実施する予定です。
表彰馬一覧 | 表彰者一覧 | ||
区分 | 馬名 | 区分 | 氏名 |
年度代表馬 | イグナイター (兵庫) |
最優秀勝利回数調教師賞 | 田中 守 (高知) |
2歳最優秀牡馬 | サントノーレ (北海道) |
最優秀賞金収得調教師賞 | 小久保 智 (浦和) |
2歳最優秀牝馬 | モズミギカタアガリ (北海道) |
最優秀勝率調教師賞 | 柏原 誠路 (兵庫) |
3歳最優秀牡馬 | ミックファイア (大井) |
殊勲調教師賞 | 該当なし |
3歳最優秀牝馬 | メイドイットマム (船橋) |
最優秀勝利回数騎手賞 | 吉村 智洋 (兵庫) |
4歳以上最優秀牡馬 | イグナイター (兵庫) |
最優秀賞金収得騎手賞 | 笹川 翼 (大井) |
4歳以上最優秀牝馬 | スピーディキック (浦和) |
最優秀勝率騎手賞 | 赤岡 修次 (高知) |
ばんえい最優秀馬 | メムロボブサップ (ばんえい) |
殊勲騎手賞 | 該当なし |
最優秀短距離馬 | イグナイター (兵庫) |
最優秀新人騎手賞 | 山田 義貴 (佐賀) |
最優秀ターフ馬 | 該当馬なし | 優秀女性騎手賞 | 今井 千尋 (ばんえい) |
ダートグレード競走特別賞馬 | ウシュバテソーロ (JRA) |
ベストフェアプレイ賞 | 渡邊 竜也 (笠松) |
特別表彰馬 | マンダリンヒーロー (大井) |
特別賞 | 吉村 智洋(兵庫) 丸野 勝虎(愛知) 的場 文男(大井) 野口 孝(浦和) 故・石川喬司氏 チーム・マンダリンヒーロー |
※馬の年齢は、すべて2023年時点。
※受賞馬の所属について、2023年中に移籍があった場合は、受賞の決め手となった競走出走時の所属にて表彰します。
★年度代表馬 イグナイター 関係者コメント
調教師:新子 雅司
昨年度に続き、再びこの栄誉ある賞に選んでいただいたことに、心から感謝いたします。 イグナイター号も大変喜んでいると思いますが、オーナー・厩舎スタッフのご協力、また、関係者の皆様、ファンの皆様のご声援の賜物と重ねて御礼申し上げます。 NAR年度代表馬として今後も恥じないレースをしていく所存ですので、これからもご声援のほどよろしくお願いします。 |
騎手:笹川 翼
イグナイターがNARグランプリの年度代表馬に選ばれたこと、また、そのような馬に騎乗させていただくことができ大変嬉しく思っています。 関係者の皆様のおかげでこのような結果を残すことができたと思うので、改めて感謝したいです。特に、イグナイター自身が頑張ってくれたのでほめてあげたいです。 今年もいろいろなチャレンジがあると思うので応援いただけたら嬉しいです。 |
表 彰 馬 |
表彰馬の選定経過についてはこちらをご覧ください。
表 彰 者 |
“最優秀勝利回数調教師賞”は、206勝をあげた田中守調教師(高知)が13年ぶり2回目の受賞、“最優秀賞金収得調教師賞”は6億6千万円を超える賞金を収得した小久保智調教師(浦和)が5年連続9回目の受賞、“最優秀勝率調教師賞”は31.0%の勝率を残した柏原誠路調教師(兵庫)が8年ぶり4回目の受賞となった。
“最優秀勝利回数騎手賞”は、337勝をあげた吉村智洋騎手(兵庫)が2年連続3回目の受賞、“最優秀賞金収得騎手賞”は12億円を超える賞金を収得した笹川翼騎手(大井)が初受賞、“最優秀勝率騎手賞”は、38.5%の勝率をマークした赤岡修次騎手(高知)が、3年ぶり6回目の受賞。
“最優秀新人騎手賞”は、新人騎手最多の118勝、勝率16.0%をマークした、2022年デビューの山田義貴騎手(佐賀)が受賞した。
“優秀女性騎手賞”女性騎手最多の年間103勝をあげた今井千尋騎手(ばんえい)が初受賞。
“ベストフェアプレイ賞”は、191勝を挙げ、年間を通じて進路関係等の処分を受けなかった渡邊竜也騎手(笠松)が初受賞となった。
“特別賞”は、地方競馬通算3,000勝を達成した吉村智洋騎手(兵庫)と丸野勝虎騎手(愛知)、地方競馬の発展に多大な貢献を果たした石川喬司氏(2023年7月逝去)、的場文男騎手(大井)、野口孝調教師(浦和)と”チーム・マンダリンヒーロー”が受賞。
石川喬司氏は、ダート競走格付け委員会やNARグランプリ優秀馬選定委員会の委員を長く務められた。
野口調教師は、14年間の長きにわたり全国公営競馬調教師会連合会会長を務め、競馬関係者の地位向上、生活基盤の安定化に力を注いだ。
的場騎手は地方競馬史上初めて(※コンピュータ管理されている1973年4月以降)、初騎乗から50周年の節目を迎えた。
“チーム・マンダリンヒーロー”(馬主の新井浩明氏、藤田輝信調教師、木村和士騎手、堀田優志厩務員)は、マンダリンヒーロー(大井)がダートの本場と言われる米国に地方競馬所属馬として初めて遠征してサンタアニタダービー2着となり、米国ダートクラシック三冠競走のケンタッキーダービーに挑戦したことを受け、馬主をはじめとした関係者一丸のフロンティア・スピリットを称えて受賞が決定した。
※区分中、“最優秀新人騎手賞”につきましては、昨年まで“優秀新人騎手賞”でしたが、今回より呼称を変更しております。