8月17日(木)、106期12名は第2回技能審査(馬場)を行いました。それでは、各人馬とそれぞれのコメントを紹介します。
1番 杉山 海波 / アマーブル号
今回の技能審査では、馬を元気よく動かし、動かした中でしっかりとハミを受けて馬を起こしながら乗ることを意識しました。馬を動かすことは出来たものの、コントロールが雑になってしまったり、運動の切り替えを行う地点がずれてしまったりしたので、丁寧に乗れるようにしていきたいです。
2番 椿 聡太 / アルファウイング号
訓練では、馬とのコンタクトを大事にして騎乗しました。技能審査本番では、力強い動きの中で馬を上手くまとめることができ、良い演技に繋がったと思います。最後の技能審査では、馬の良いところをさらに引き出せるような騎乗がしたいです。
3番 中山 遥人 / イノセント号
馬を元気よく動かすこと、隅角を深く通ることなどを意識しました。しかし、決められた地点での運動の切り替えがなかなか上手くいかず、日頃の訓練からしっかりと意識できていなかったと感じました。最後の技能審査に向けて日頃から大事なことを意識して訓練を頑張ります。
4番 小笠原 羚 / ジャミール号
訓練のときからの課題であった、馬を元気よく動かすことや運動を切り替えるタイミングの精度、隅角を深く通ることなどを意識して騎乗しました。本番では訓練のときよりも経路を上手く踏むことができましたが、まだ運動の切り替えに時間がかかっていたり、人の姿勢が固くなったりしてしまいました。今回の課題を訓練に活かして、成長していけるように頑張ります。
5番 望月 凌 / カリスト号
馬をしっかり動かすことを意識して乗ることができました。隅角や決められた地点での運動の切り替えなど、前よりも良い精度で経路を踏むことができました。次の技能審査では、攻めた騎乗を本番でしっかりできるように毎日の訓練を頑張ります。
6番 小野 俊斗 / イグナシオドーロ号
隅角の通過や運動を切り替える際に1つ1つの地点を意識して騎乗することが出来ました。しかし、訓練時よりもハミ受けを上手く行うことが出来ませんでした。次の技能審査では馬とのコンタクトを大事にして、元気よく動かすことが出来るように毎日の訓練を頑張り、自分の騎乗技術を上げていこうと思います。
7番 小谷 哲平 / マサヤ号
今回の技能審査では、隅角の入り方が十分ではなく、全体的に攻めた騎乗をすることが出来ませんでした。次の技能審査ではしっかりと馬を動かし、丁寧な誘導、丁寧な騎乗ができるように頑張ります。
8番 米玉利 燕三 / アイルミツオー号
今回の技能審査では1位を目指して頑張りましたが、1位になることはできませんでした。人が落ち着いて、馬に対して柔らかい騎乗が出来たら良かったのではないかと思います。この悔しさをバネに、最後の技能審査では1位をとれるように頑張ります。
9番 近藤 翔月 / サウンドポポ号
今回の技能審査では、馬をしっかりとまとめることができ、精一杯自分の演技をすることができました。しかし、細かいミスによって点を落としてしまいました。最後の技能審査では、自分の実力を最大限に発揮し、悔いの残らない演技をしたいです。
10番 松永 昂樹 / タネマフタ号
訓練の時にできていたハミ受けが上手く出来ず、満足のいかない演技になってしまいました。運動を切り替えるタイミングや描く図形の精度を上げることは意識して出来たので良かったです。最後の技能審査に向け課題をもって訓練に臨んでいきたいです。
11番 長谷川 蓮 / ルークプラネット号
今回はとても良い演技が出来ました。課題であった真直性や馬のリズム、元気の良さを、本番で上手く発揮することができ、良い雰囲気の中で演技することが出来ました。しかし、細かい扶助やコンタクトなどまだ甘いところがあるので、これからの訓練でさらに質を高めていきます。
12番 林 悠翔 / ダイワバーバリアン号
今回はとても丁寧に経路を踏むことが出来ました。しかし、動きの重たい馬を十分に動かすことが出来ず、全体の活発さが不十分でした。馬の短所への対応力が足りていないことが自分自身の課題であるため、一頭一頭の特徴をよく知り色々なタイプの馬に上手く乗れるよう、さらに熱心な姿勢で学んでいきます。
106期生は次が最後の技能審査(障害)となります。それぞれが課題や目標を持ち、満足のいく走行を目指して頑張れ!106期!