105期は6月22日に第4回競走実習を行いました。今回は実際のレース同様、前検量および後検量を実施しました。
それでは、それぞれのコメントを紹介します。
<第1レース>
1枠1番 明星 晴大 / スカーレットデビル
今回は初めてハナに立ってレースを行い、しっかりとペースを作ることを意識して騎乗しました。しかし、道中の姿勢や追い込み操作など練習してきたことを上手く発揮することが出来ませんでした。今回もたくさんの課題が見つかったため、次の競走実習までに改善できるように頑張ります。
2枠2番 城野 慈尚 / テンカイチ
今回はハミをかけて馬を動かすことを意識ました。ハミをかけて馬が伸びるのを感じられましたが、バランスを崩したり拳を動かしすぎたりしてしまい、ついて行くことができませんでした。扶助の一致とバランス感覚の向上に取り組んでいきたいです。
3枠3番 加藤 雄真 / センスオブユニティ
今回はゲート発進をしっかりと決め、どのポジションでも乗れるように臨機応変な騎乗を心掛けていました。発馬が上手く決まったため楽に二番手につけることができ、全体的に冷静に騎乗することが出来ました。しかし、馬幅の間隔が広かったり、鞭を使う際の手綱の保持が甘かったりと課題も沢山あったため、次は今回の課題を頭に入れて騎乗したいと思います。
4枠4番 塩津 璃菜 / テイクザクラウン
今回は集団を組む事を意識しました。スタートもまずまずで1コーナーではしっかりと位置取りが出来たので良かったです。しかし、道中の姿勢や追い込み操作などで改めて下半身の弱さを痛感したので、下半身をさらに鍛えて攻めた騎乗が出来るようにしたいです。
5枠5番 高橋 愛叶 / イダテンノウタ
今回は初めての大外からのスタートでしたが、スムーズに集団を組むことが出来ました。道中の姿勢も前回より低く保てていたので良かったです。しかし、追いこみ操作時の手網の詰め替え、鞭を打つときの重心の位置などの課題が残るので、もっと木馬で練習していきたいです。
<第2レース>
1枠1番 望月 洵輝 / ムサシキングオー
今回の競走実習ではスタートをスムーズに決めることができ、ハナに立つことが出来ました。しかし、1コーナー辺りからペースを落とすことに必死になってしまい、思っていた以上にペースを落としすぎてしまいました。道中では、姿勢を低くすることと馬についていくことを心掛けました。最後の直線でも低い姿勢で追い込み操作が出来たと思います。次の競走実習ではもっと良い走行が出来るように頑張ります。
2枠2番 坂井 瑛音 / ハイワールド
1コーナーから引っかかってしまったため、先頭に立つ形となりました。馬を我慢させることと追い込み時の姿勢を改善させたいです。そして、下半身の弱さや馬上でのバランスの悪さなどがすごく目立っていたレースだったので、もっとトレーニングを積み、強化していきたいと思います。
3枠3番 山本 大翔 / ヴェリタスフェスタ
今回は、ゲート発進でハミをあててしまい後方からの競馬になりました。道中は我慢して乗ることが出来たため、直線での追いこみ操作をもっとダイナミックに出来るようにしたいです。また、姿勢を安定させるために下半身を強化していきたいです。
4枠4番 藤田 凌駕 / ドリームエルダー
今回は大外からのスタートだったので、馬群から遅れないようにしっかりついて行くことを意識しました。遅れはなかったものの、コーナーで膨らんでしまい、道中は内ラチとの距離を見ることが出来ていませんでした。また、最後の直線でも追い込み時の姿勢のブレや下半身のぐらつき、鞭を打つときの重心の位置など様々な課題が見つかったので、改善できるように頑張っていきたいです。
<第3レース>
1枠1番 高橋 優 / ベストゴッホ
今回の競走実習では、ハナに立ってレースをすることになりました。先頭に立ってからのペースコントロールが雑になってしまったため、馬をもっと丁寧にまとめられるようにしたいです。また、直線ではもっと沈んだ姿勢になれるようにしたいです。
2枠2番 千野 稜真 / ミリオンウェイズ
今回は初めての検量付きの競走実習で、斤量を合わせてレースを行いました。レースでは、発進時ハミをあててしまいあまり良いスタートを切ることが出来ませんでしたが、道中の姿勢や重心の位置などは意識して乗ることが出来ました。最後の直線での追い込み操作は、前回より良く出来たものの下半身の甘さが目立ったため、木馬や筋力トレーニングなどで鍛えていきたいです。
3枠3番 角田 有輝 / イデアクオーレ
ゲートから出遅れてしまい馬群に追いつくことが出来ず、中途半端な位置になったため集団形成が遅れてしまいました。また、最後の直線に入る際、コーナーで外に膨れてしまったので、なるべく内を回って距離をロスしないようにしたいです。
4枠4番 佐野 遥久 / レヴェイユ
今回の競走実習は、大外枠での騎乗となりました。これまでの競走実習ではいつもハナに立っていたため今回は後ろからの競馬を心掛けたのですが、判断を迫られる場面が多く、進路や位置取りなど細かいことに気を遣いながら騎乗することが出来ていなかったため、次の競走実習までに判断力をつけられるようにしたいです。
今回の担当は藤田、明星でした。