僕たち106期生は、6月1日に浦和競馬場見学へ行きました。
到着後、昼食を食べ、3つのグループに分かれて見学を行いました。
まずは決勝審判委員・裁決委員の仕事を見学しました。
裁決委員は着順の確定、失格または降着の裁決および競走の監視、制裁、その他競馬の公正を害する行為の取り締まりを行っているということを学びました。
また、決勝審判委員は到着順位、着差の判定、競走のタイムなどを計測する仕事を行っているということを学びました。
次に装鞍所・下見所を見学しました。
調教師はレースの50分前までに出走馬を装鞍所に引き付け、騎手はレースの20分前までに下見所に集合しなければならないと知り、時間を守る大切さを実感しました。
次に見学したのは検量室です。検量室では前検量などが行われます。
前検量とは、騎手が発走の90~50分前に装具、鞍、ゼッケン、保護ベストなど自分の装具を持ち定められた負担重量と合っているか検量することです。
内田騎手(浦和) |
森騎手(船橋) |
所騎手(船橋)にはレースで使われる競走鞍、腹帯などを実際に持たせていただきました。
次に見学したのは発走です。ゲートの近くまでバスで行き、発走の様子を真横から見学させていただきました。発走オーライの赤旗など、見学の前に勉強したことを実際に確認することが出来ました。ゲートが開いたときの音は迫力がありました。
今回浦和競馬場見学を通して、1つ1つのレース全てが、多くの方々の協力によって成り立っているということを学びました。
騎手は花形の職業ですが、その裏に色んな方の支えがあるということを忘れずに、感謝の気持ちを持ってレースに臨むことが大切だと思いました。
今回の担当は中山・望月・林でした。