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2023/06/23

【教養センター便り】105期 第3回競走実習

105期生は、6月2日(金)に第3回競走実習を行いました。その内容とそれぞれのコメントを紹介します。

 
<第1レース>

1枠1番 千野 稜真
今回の競走実習では、スタート後思い切り前に出すことが出来ず、中途半端な位置取りになってしまったため、状況判断を瞬時に素早く行えるようにしていきたいです。また、最後の直線でより豪快に追えるようになりたいです。

2枠2番 山本 大翔
今回、自分は5頭立ての2枠でした。スタート後、内の馬の肩口に併せて馬幅が開かないように意識しました。しかし、向正面でペースが速すぎたり、直線で内に寄れてしまったりと改善点もあるので、同じミスをしないようにします。競馬場での実習まで時間がないため、1日1日を大切に訓練に取り組んでいきたいです。

3枠3番 高橋 愛斗
3回目の競走実習でした。ゲートでは、たてがみを握ることができ、真っ直ぐ出すことが出来ました。道中は、前の馬のペースが少し早くて遅れてしまいました。前回と比較して、低い姿勢で走行位置を決めて乗ることができ、追い込み操作では、手綱の詰め替えやステッキの使い方がスムーズになりました。次の競走実習ではさらに上手く乗れるように、日々の訓練でも低い姿勢で乗り、下半身をもっと鍛えたいです。

4枠4番 望月 洵輝
ゲートは真っすぐ出すことが出来ました。発走後に気合をつけすぎて1コーナーまでに隊列を整えてレースを落ち着かせることが出来ませんでした。道中は馬幅が空いてしまったので、もっと詰められるようにしたいです。直線では追い込み時に脇が開いてしまうので注意したいです。

5枠5番 城野 慈尚
集団を作って走行することを意識しましたが、途中から前の馬についていけなくなってしまったため、ハミをかけて前に出すという感覚を身につけたいです。また、自分の重心が右に傾いており追い出すと外に膨れてしまったため、左重心を意識して真っ直ぐ乗れるように修正していきたいです。

 

 
<第2レース>

1枠1番 土方 颯太
今回の競走実習では、折り合いのつけ方が雑になってしまいました。また、その後の判断が悪く馬群に遅れてしまったので、1つ1つの判断を素早くし、馬幅の感覚も覚えられるように1日1日を大切にして乗りたいです。

2枠2番 明星 晴大
今回の競走実習は、スタートからゴールまで全体的にとても残念な内容に終わってしまいました。コーナーの重心、馬との折り合いの付け方、最後の直線の進路決めなどをさらに勉強し、次の競走実習では今回の課題を克服できるように頑張りたいです。

3枠3番 高橋 優
初めて馬群の後方でレースをしてみて、自分が思っている以上に前の馬との距離が空いており、もう少し詰められたのではないかと思いました。スタート後に馬群の後方に位置取りをする判断ができたこと、騎乗姿勢や馬幅間隔は良かったと思います。今後は追い込み操作の技術向上、前との距離感覚を養えるよう訓練で学んでいきたいです。

4枠4番 加藤 雄真
今回の競走実習はこれまでよりも丁寧に乗ることが出来ました。位置取りでは、周りを見ながらスムーズに先頭に行く事ができ、ペースも丁寧に落とせて脚を溜めることができました。ゲートはタイミングが合わず少し遅れてしまいました。自分の準備不足が原因だと思うので、枠内での準備を大切にしていきたいです。最近の課題はゲート発進なので、ゲート発進の訓練をより意味のあるものにしていきたいです。

5枠5番 佐野 遥久
今回の競走実習では初めての5枠となりました。ゲートでは今までで1番良いスタートを切ることが出来ました。しかし、他の馬を待つために抑えた際少し引っかかってしまい上手く折り合うことが出来ませんでした。次の競走実習では走行位置や折り合いを意識して乗れるようにしたいです。

 

 
<第3レース>

1枠1番 新庄 海誠
今回のレースでは1枠でハナを切ることが出来たので、ペースを考えてレースを作っていく意識で乗りました。しかし、道中の馬の抑え方やペース配分で多くの課題が残る結果となりました。次に向けて訓練していきたいと思います。

2枠2番 塩津 璃菜
ゲート内では馬が左右にもたれかかっていたところを真っ直ぐに立て直すことが出来ましたが、ゲートから出た際に内側によれてしまい1枠の馬に当たってしまいました。スタートしてからはゴールまで併走の形を作ることができました。次の競走実習までに課題として鞭をしっかり打てるように訓練に取り組もうと思います。

3枠3番 坂井 瑛音
ゲートで少しよれてしまい、最後方からのレースになりました。向正面で、引っかかってしまい上手く脚をためることが出来ず、結果5着になってしまいました。残り数回の競走実習を大切に、実習に向けて馬からいろいろな事を吸収し、技術向上に努めたいです。

4枠4番 藤田 凌駕
今回の競走実習では、前の3頭の3番手にスムーズにつくことができ、隊列を組んで走行出来ましたが、内ラチとの距離や自分の姿勢などの問題があったので、自分の姿勢をもっと研究して、自分が崩れない折り合いのつけ方を学んでいきたいです。追い込み操作での自分のバランスや手綱の詰め替えなども木馬で練習していきたいです。

5枠5番角田 有輝
今回の競走実習では、初めて外枠で行いました。ゲートでは煽られてしまいバランスを崩して、馬についていくことができなかったり、雑な扶助が目立って馬に負担がかかるような急な動きをしてしまったり、危険な騎乗をしてしまい迷惑をかけてしまいました、この結果は普段の訓練からやるべき事をやっていない自分自身の技術不足なので普段から一鞍一鞍大切にしていきたいです。

 

今回の担当は、土方 颯太と塩津 璃菜でした。
 

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