僕たち104期生は、7月7日に高知競馬場の宮川実騎手をお招きし、招待騎手競走を行いました。
宮川実騎手プロフィールです!
所属:高知競馬場 打越勇児厩舎
生年月日:1982年2月10日(40歳)
経験年数:第70期騎手課程修了、23年目
同期(現役):藤江渉、入口由美子(調教師補佐)
騎乗成績
本年通算:200戦 62勝 (7月15日終了時点)
生涯通算:13,348戦 2,059勝 (7月15日終了時点、地方競馬のみ)
初騎乗:1999年10月2日 3R カタマルヒーロー号
初勝利:1999年10月2日 3R カタマルヒーロー号
100勝:2002年7月21日 3R パラダイスマジック号
500勝:2007年10月20日 11R ベルモントヒビキ号
1,000勝:2013年6月1日 6R クイックリープ号
1,500勝:2018年1月16日 3R コウユーハレワタル号
2,000勝:2022年1月9日 8R ララメダイユドール号
重賞・他
重賞勝利数:24回(7月15日終了時点、主な戦績は以下に記載)
・2003年10月19日 第7回 荒鷲賞(ホワイトメビウス号) 初重賞制覇
・2004年8月8日 第27回 建依別賞(ストロングボス号)
・2005年4月3日 第21回 二十四万石賞(ストロングボス号)
・2008年10月26日 第20回 珊瑚冠賞(オリジナルステップ号)
・2012年5月7日 第3回 福永洋一記念(コスモワッチミー号)
・2015年11月23日 第4回 土佐秋月賞(ブルージャスティス号)
・2018年12月31日 第49回 高知県知事賞(ティアップリバティ号)
・2021年10月31日 第6回 黒潮ジュニアチャンピオンシップ(マリンスカイ号)
・2022年3月27日 第10回 御厨人窟賞(ブラックランナー号)
★NARグランプリ2021 最優秀勝率騎手賞
競馬場実習前の最後の競走実習で、地方競馬を担うトップジョッキーの方と一緒にレースをできる貴重な機会でした。入所してから今日までの訓練の成果を発揮できるよう一致団結しレースに臨みました。
レースの模様は公式SNSにて公開中です!
招待騎手競走
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映像①
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映像②
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座談会
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第1レース
1枠1番 ベストゴッホ号&宮川 実(みやがわ みのる)騎手
2枠2番 ハヤカゼ号&加藤 翔馬(かとう しょうま)
3枠3番 イダテンノウタ号&阿岸 潤一朗(あぎし じゅんいちろう)
4枠4番 デジデーリョ号&岩切 景優(いわきり けいゆう)
5枠5番 プリティーワック号&阿部 基嗣(あべ もとつぐ)
6枠6番 シナノアサヤケ号&宮内 勇樹(みやうち ゆうき)
7枠7番 ヴェリタスフェスタ号&合林 海斗(ごうばやし かいと)
それでは、1レース目からそれぞれのコメントを紹介していきます。
今回のレースでは今までよりもロスのない進路取りをすることができました。ですが、3Cの入りで危険な場面を作ってしまったのでもっとコーナーを綺麗に回れるように心がけていきます。
着順は下になってしまいましたが、進路取り、位置取りは今までよりも上手く回ってこれました。またトップジョッキーの宮川騎手の騎乗を見てすごく勉強になりました。もうすぐ競馬場実習になりますが気を引き締め頑張っていきます。
今回のレースではゲートで失敗をしてしまい、一歩目から浮き上がってしまいました。その後のリズムをうまく作っていけなかったのでたてがみを離さず馬の動きについていけるようにしたかったです。進路取りや追い込みではよれずまっすぐに走らせることができ良かったです。トップジョッキーと一緒にレースができて多くのことを学べたのでそれを吸収し、さらに技術を伸ばしていけるように頑張ります。
今回の競走実習では初めての7頭立て5枠からのスタートでした。1C前にポジションを決められ、前回よりも密集した集団を作れ良かったです。
今回のレースでは展開が向いたこともあり、理想的なポジションでレースを運べました。
最後の直線では能力差があった中でも頑張って伸びてくれました。プロのジョッキーの技術を間近で見て、感じることもできて実りの多い実習となりました。
今回の招待騎手競走では、ゲート発進時に遅れてしまいハミを当ててしまいました。また1Cの入りが少し外に出しすぎてしまっていたのでそこの進路取りを丁寧にしていくことと、追い込み姿勢をもっと低くできるよう下半身のトレーニングをしていきたいです。
第1レースでは、宮川騎手にはハナを切ってもらい、トップジョッキーのレース運びをみせていただきました!!
続いて、第2レースです!
1枠1番 ジャストミート号&木澤 奨(きざわ しょう)
2枠2番 オーゴンノカゼ号&大畑 慧悟(おおはた けいご)
3枠3番 マチュピチュ号&所 蛍 (ところ ほたる)
4枠4番 スカーレットデビル号&佐々木 志音(ささき しおん)
5枠5番 レヴェイユ号&山本屋 太三(やまもとや たいぞう)
6枠6番 キタノナデシコ号&松本 一心(まつもと いちと)
7枠7番 キクノラニ号&宮川 実騎手
それではコメントを紹介します!
今回はトップジョッキーの騎乗を近くで見られ、分析もしていただいてこれからの訓練での目標がより明確になりました。レースは今までで一番密集した集団を作れてよかったです。次は勝てるレース運びも頭に入れ、位置取りを工夫できるようにしていきたいです。
今回の招待騎手競走では今までよりもペース、集団形成がうまくいきました。ですが最後の直線で鞭を入れた際外によれてしまい危ない場面がありました。手綱の保持と下半身から追っていけるよう心がけていきたいです。
今回の競走実習では、ゲートからハミを当ててしまい馬の動きを邪魔してしまいました。今後はうまく肘を使えるよう意識して訓練に励んでいきたいです。
ゲート内で馬を落ち着かせることができたこと、コーナーの周り方を気を付けて乗ることができたのは収穫でした。ですが、人が焦って3Cで仕掛けてしまい最後の直線で伸びを欠いてしまいました。今後は焦らず馬を信じ乗れるよう心がけていきたいです。
初めてトップジョッキーの方とレースをしてとても緊張しましたが、間近で姿勢やコーナーワーク等を見ることができ良かったです。競馬場実習でも一鞍を大切にし、技術の向上に努めていきたいです。
今回の招待騎手競走では、馬との折り合いをつけ、ホームで馬を伸ばすことができました。
しかし、ホームストレッチでは追い込みの時ふらふらしてしまったのでもっと下半身を鍛えていきたいです。
第2レースでは宮川騎手には後ろから全体を見ていただき、ペース、位置取り、進路取り等を見ていただきました!
今回は、2レースとも今までの訓練の成果をある程度形にできたと思いますが、まだまだデビューまでに課題が残っています。残りの訓練で少しでも多く成長できるようにこれからも日々がんばっていきます。
お忙しい中お越しいただいた宮川騎手をはじめ、今回のレースにあたってお手伝いいただいた教官、管理課、センターの先生方皆様本当にありがとうございました!!
午後は座談会でした!
104期、105期合同で桑島参与、宮川騎手にレースの解説と騎手としての心構えや騎乗姿勢の実演、候補生の追い込み姿勢を見ていただきました!
打越調教師、宮川調教師、西川騎手もいらして、候補生にメッセージと応援を頂きました!
104期生は7月13日より競馬場実習が始まり、所属先の各競馬場に向かいます!
初めて競馬場で過ごす候補生も多く緊張しています…ですが!!約半年間の実習で、全員が大きく成長し帰ってこられるよう全力を尽くします!!
これからも皆様応援よろしくお願いします!!
今回の担当は104期合林と阿岸でした。