104期生は、9月30日に第2回障害技能審査を行いました。
今回の第2回障害技能審査は、来年実施予定の「いちご一会とちぎ国体」馬術競技場となる馬場整備の関係で、当初予定されていた障害馬場から屋内馬場に変更され、狭い馬場で馬をコントロールしながら障害を飛ばせなければならないというコース設定でした。
コースはダブル障害(※)を含む10障害11飛越、高さ100cmの経路でした!
※ダブル障害…1完歩または2完歩の距離に並べてある2個の障害物を続けて飛ぶ連続障害のこと。
それでは1人ずつコメントを紹介していきます。
岩切 景優(いわきり けいゆう)&ルークプラネット号
今回は冷静な騎乗をすることを心がけたので馬もそれに応えてくれて大きなミスもなく完走することが出来ました。改善すべき所は直前に手綱をゆるめ反抗につながるので今後も注意が必要だと実感しました。
阿部 基嗣(あべ もとつぐ)&タネマフタ号
最後の技能審査ということで練習から気合いを入れて取り組むことが出来ました。本番では大きなミスをすることがなくやれて満足のいく結果だったので良かったです。
山本屋 太三(やまもとや たいぞう)&リワードヘヴン号
今回の技能審査では、2回反抗されてしまいました。これからは反抗されないことを目標に日々訓練に励んでいきたいです。
合林 海斗(ごうばやし かいと)&ダイワバーバリアン号
練習でペースが悪く馬が障害をよけてしまっていた部分が本番では、避けられずにコースを回る事が出来て嬉しかったです。今回の技能審査の反省点を生かして今後の練習に繋げていきたいです。
大畑 慧悟(おおはた けいご)&ペンタトニック号
練習では、できなかったところが出来てよかったです。まだまだ改善点があるので、そこを改善してこれからも頑張りたいです。
宮内 勇樹(みやうち ゆうき)&マサヤ号
今回の技能審査は、直前で場所が変更になったりマサヤ自身が初の障害技能審査だったりと不安要素は多かったですが、ポテンシャルはとても高く自分から積極的に向かって行ってくれるので安心して走行できました。高い点数もつけていただけ、マサヤには本当に感謝しています!!
阿岸 潤一朗(あぎし じゅんいちろう)&フィッシュダイブ号
今回の技能審査は過去4回の中で1番よく乗れたと思います。練習では悩んだことも多かったですが最後は馬の能力を信頼して、自分も馬をやる気にすることが出来ました。この馬に感謝したいです。
所 蛍(ところ ほたる)&カツラプリンス号
今回の技能審査は、ペースが悪くなってしまい馬の力を最大限に発揮することが出来ませんでした。今後は、馬の持っている力を引き出せるような騎乗を目標に訓練に励んでいきたいです。
佐々木 志音(ささき しおん)&ホウオウプライド号
障害を飛ばすことにいっぱいになってしまい、誘導や扶助操作などが雑になってしまったので、今後は飛ばせることだけでなく、姿勢なども意識し、馬に感謝しながら騎乗したい。ホウオウありがとう。
木澤 奨(きざわ しょう)&ライヨール号
少し待機してからの走行だったのに、いきなり動かし始めてしまい、馬がびっくりしてイレギュラーな動きをさせてしまったので、これからは乗っている時も馬の気持ちと調子を感じ取って乗りたいです。
松本 一心(まつもと いちと)&ジャミール号
今回の技能審査では合格したものの、馬に助けられてばかりだったので、馬の邪魔をしないようにこれから乗れるように日々の訓練に励んでいきたいと思います。
加藤 翔馬(かとう しょうま)&アルファウイング号
今回の技能審査ではメンタルの弱さからミスをひきずってしまい、とても悔しい結果となりました。これからは技術とともにメンタルも成長させていきたいです。
これまでの練習の成果を発揮できたので良かったです。これからは競走訓練に向けて日々の訓練に励んでいきます。
※齋藤 友香(さいとう ともか)はケガのため後日実施予定です。
今回の担当は宮内と所でした!!