地方競馬情報サイト

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2021/07/12

【教養センター便り】104期 浦和競馬場見学

僕たち104期生は、6月2日に浦和競馬場見学へ行きました。
全部で3グループに分かれて見学をしました!
僕たちのグループはまず初めに、裁決及び、決勝審判委員の仕事を見学しました!
地方競馬は地方競馬実施規則に沿って競馬のルールが定められています。
裁決委員は着順の確定及び失格または降着の裁決の申し立ての裁決、競走の監視、制裁、保安措置その他競馬の公正を害する行為の取り締まりを行っているそうです!!
決勝審判委員の仕事は、到達順位と到達差(首差、鼻差、何馬身差 etc.)と競走のタイムを計測するというものでした。

次に、装鞍所と下見所の見学に行きました!
装鞍所と下見所は集合時間が定められており、騎手は時間を守ることが大切だと実感しました。

装鞍所には、調教師が出走馬を発走の50分前までには集合させなくてはなりません。
また、騎手は下見所に20分前までには集合しなくてはならないと決まっています。

ちなみに装鞍所に50分前までに集合するため、前検量(※1)は発走の90分〜50分前までに済ませておかなくてはいけないそうです。
※1前検量…騎手は装具、鞍、ゼッケン、鞍下毛布、保護ベストをもって負担重量通りか計量しなければならない。

日ごろの教養センターの生活では、タイムスケジュールが厳しく設定され、時間にシビアに生活しているわけを実感しました。
そのあと、僕たちも検量を体験させていただきました。
ここで改めて時間を守ることが大切だと感じました。
これらの作業を終えていよいよ走路へ向かいます。

走路では、返し馬(※2)を行い、いよいよ発走でした。
※2返し馬…馬場に入場してから発走地点に集合するまでの間に行う準備運動のこと。馬の特徴をつかみ、馬ごとに合わせた運動を行いレースに備えます。

発走は発走委員の方が発走地点への集合合図や枠入れを統括していました!
レースまでの準備はたくさんやることがありますが、レースの時間はとてもあっという間でした。

 

レースが終わったら、そのまま後検量(※3)と言って、1着から6着までの騎手が体重を測ります。それは実際に騎乗し負担重量であったかを確かめる為に行います。
後検量ではレース前より-1㎏減っていると失格になってしまいます。
後検量で誤りがあると着順が変わってしまい、お客様に迷惑が掛かってしまうので厳重な注意が必要だと感じました。
※3後検量…1位~6位までの騎手はレース終了後ただちに、騎乗したまま検量所に行き、検量委員の指示のもと下馬し、前検量と同様に検量します。

ここまでの作業を終えてようやく1つのレースが終了です。

今回の浦和競馬場見学では、教養センターでは学べないレースの実際をたくさん学ぶことが出来ました。
とても興味深いことをたくさん教えてくださったので、すごく新鮮で刺激的でした。
先輩ジョッキーの皆さんからのアドバイスも頂いて、今後の生活でプラスになる知識を得ることができたと思います。
 

繁田調教師と記念撮影
吉留騎手からアドバイスを頂きました

 

今回の浦和競馬場見学を今後の教養センターでの生活に生かしていきます!!
浦和競馬場の皆さん、ありがとうございました。

案内をして下さった浦和主催者の皆様(左より、河島さん、山﨑さん、原さん)と記念撮影

 

ウイナーズサークルで渡辺副管理者と記念撮影

 

今回の担当は所&山本屋でした。

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