2020年に優秀な成績をおさめた地方競馬の人馬や、地方競馬の発展に功績のあった人馬等を顕彰する『NARグランプリ2020』の表彰馬、表彰者が下記のとおり決定しましたのでお知らせいたします。
※なお、表彰式は現下の社会情勢に鑑みて中止といたします。
表彰馬一覧 | 表彰者一覧 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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※馬の年齢は、すべて2020年時点。
※受賞馬の所属について、2020年中に移籍があった場合は、受賞の決め手となった競走出走時の所属にて表彰します。
★年度代表馬 サブノジュニア 関係者コメント
馬主:中川 三郎 氏
まずは年度代表馬という栄誉を賜りましたことにたいへん驚いております。また、これまでサブノジュニアに関わっていただいた全ての関係者に心から感謝申し上げます。 JBCスプリント(JpnⅠ)を勝利したことで、今後は斤量や出走レース選別が悩みどころですが、レース結果の言い訳はできず、年度代表馬に相応しい結果を残し、2021年金沢でのJBC連覇に挑戦していく義務もあると考えています。 父馬サウスヴィグラスとのJBC親子制覇になり、先々のことですが、後継種牡馬として生産界への寄与を視野に考えていきたいとも考えています。そのためにも馬を大切に、調教師と相談しながら、サブノジュニアには今年も期待を込めて出走させますので、ファンの皆様の応援をよろしくお願いいたします。 |
調教師:堀 千亜樹
最初から素質のある馬で、故障もありましたが時間をかけて徐々に育ててきたことが、この活躍につながったと思います。これまで我慢した分、年度代表馬のタイトルには感無量です。 |
騎手:矢野 貴之
年度代表馬に騎乗できたことはとても光栄ですし、この経験は、馬主、調教師、厩務員ほか関係者全ての方のお陰です。この喜びには今後の責任がついてくると思います。勝って兜の緒を締めよ、今後も気を引き締めて騎乗させていただきます。 |
表 彰 馬 |
表彰馬の選定経過についてはこちらをご覧ください。
表 彰 者 |
“最優秀勝利回数調教師賞”は、176勝をあげた角田輝也調教師(愛知)が3年ぶり4回目の受賞、“最優秀賞金収得調教師賞”は7億2千万円を超える賞金を収得した小久保智調教師(浦和)が2年連続6回目の受賞、“最優秀勝率調教師賞”は33.7%の勝率を残した川西毅調教師(愛知)が5年連続8回目の受賞となった。
“殊勲調教師賞”は、管理馬のサブノジュニアでJBCスプリント(JpnI)、サルサディオーネでマリーンカップ(JpnIII)、クイーン賞(JpnIII)を優勝し、年間でJpnIを含むダートグレード競走3勝を挙げたことが評価され、堀千亜樹調教師(大井)が初受賞となった。
“最優秀勝利回数騎手賞”は、387勝をあげた森泰斗騎手(船橋)が2年連続4回目の受賞、“最優秀賞金収得騎手賞”も13億円を超える賞金を収得した森泰斗騎手(船橋)が6年連続6回目の受賞、“最優秀勝率騎手賞”は、34.6%の勝率をマークした赤岡修次騎手(高知)が、8年ぶり5回目の受賞となった。
“殊勲騎手賞”は、年度代表馬・サブノジュニアの主戦としてJBCスプリント(JpnI)を制し、サルサディオーネでダートグレード競走2勝を収める活躍を見せた矢野貴之騎手(大井)が初受賞。
“優秀新人騎手賞”は、デビュー2年目にして68勝を挙げ、他地区でも重賞勝ちするなど、重賞全3勝を収めた小野楓馬騎手(北海道)が受賞。
“優秀女性騎手賞”は、105勝を挙げ、自身の持つ女性騎手年間最多勝記録(84勝)を更新した宮下瞳騎手(愛知)が2年ぶり11回目の受賞。
“ベストフェアプレイ賞”は、164勝を挙げ、年間を通じて進路関係の処分を受けなかった髙松亮騎手(岩手)が初受賞。
“特別賞”は4名が受賞。秋の褒章において騎手として初めて黄綬褒章を受章した的場文男騎手(大井)、国内女性騎手初となる年間100勝を達成した宮下瞳騎手(愛知)、地方競馬通算3,000勝を達成した森泰斗騎手(船橋)、下原理騎手(兵庫)が特別賞を受賞。
◆NARグランプリ及び各賞の概要についてはこちらをご覧ください。