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2020/12/22

【教養センター便り】102期 第4回競走実習

僕たち102期は11月27日に4回目の競走実習を行いました。

今回は実際のレースと同じように負担重量を背負って実習を行いました。
実習の前に検量を行い、負担重量に足りない分は鉛の平板を装具に入れるなどして指定された重量丁度になるように調整してから鞍を着け、レースの後にも検量を行い、重量に差異が生じていないかを確認しました。

それでは各々のコメントを紹介していきます。

1枠1番 及川 烈(おいかわ れつ)&マチュピチュ

今回気を付けたことは、視野広くとることと、道中での位置取りでした。上手くいったことは、焦らず冷静に騎乗出来たことでした。上手くいかなかったことは、冷静ではあったものの身体は無駄に力んでしまい柔軟に乗ることが出来なかったことで、コース取りの反応が遅くコースロスをしてしまったことでした。今後の訓練では、長所と短所を見つめていき、長所は伸ばし短所は直していけるようにしたいです。

4枠2番 鷹見 陸(たかみ りく)&インテンスハート

今回意識したことは、逃げてペース配分を考えることと、内ラチとの距離間でした。今回はペース配分を考え過ぎて、技術的に未熟なため引っ張ることしかできず、頭が上がってしまうことがありました。追い込みは完璧には程遠いですが、少しずつ良くなっていると思いました。次回は、馬が走りやすく、最速で走れるようにすること、色々なことを考えて乗り、技術的にも成長あるものにしたいです。

2枠3番 青海 大樹(おうみ だいき)&ジャストミート

今回意識したことは、発進後周りの状況を見て素早くポジションを決めることです。良かった所は、発進後に周りの状況を見ることが出来たことです。しかし、ポジションを決めるのが中途半端になってしまい、隣の馬との間隔が空いてしまったので、次回の競走実習では、積極的に良いポジションを狙ってロスなくレースが出来るようにしたいです。

3枠4番 加茂 飛翔(かも つばさ)&シナノアサヤケ

今回の競走実習では、発進の際に煽られないで馬の動きにスムーズについて行けるようにすること、集団を維持すること、自分のポジションを素早く決めることでした。上手くいったことは、発進で煽られなかったことと、集団形成が出来たことでした。上手くいかなかったことは、発進後、追うのが遅れてスタートダッシュで後手を踏み、ポジション取りの判断が遅くなってしまったこと、最後の直線で斜行してしまったことです。次回の競走実習では、素早く判断し、反応出来るようにしたいです。

今回の流れはこのようになりました。👇

以上が今回の流れでした。
次回の競走実習では、1人1人が勝負を意識して騎乗するので、今回の競走実習よりも白熱した騎乗が出来るようにしたいです。
今回の担当は102期 加茂飛翔でした。
ありがとうございました。

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