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2020/07/17

【教養センター便り】101期 第2回競走実習

6月12日(金)に、左回り1280mで競走実習を行いました。今回は実際のレースと同じように、レース前の検量(前検量)と、レース後の検量(後検量)を行い、各自で指定された負担重量を背負って競走実習を行いました。
みんなの騎乗後のコメントを紹介します。

第1R

1枠1番 佐々木 世麗(ささき せれい):タイセイマックス号
今回の競走実習は、イメージとは程遠いものになってしまいました。自分の感覚以前の問題で、1枠なのに内ラチからの距離が最初から開いてしまいました。次回はしっかりと位置を把握したうえで状況判断をしていきたいです。

2枠2番 木間塚 龍馬(きまつか りょうま):テイエムアレグレス号
今回の競走実習では、少し出遅れてしまい、スタートから前の馬との距離が離れてしまいました。最後の直線では、馬がよく伸びてくれて、追い込み姿勢もしっかりととることが出来ました。まだまだ足りないことがあるのですが、それを少しでもうめて、実戦に臨むことができるよう成長していきたいです。

3枠3番 菅原 涼太(すがわら りょうた):プリティーワック
今回の競走実習は、ペース配分を考え直線でしっかりとハミをかけて追い込むことを意識しました。向正面でしっかりと息を入れ、3コーナーから伸びる感覚がありました。直線はハミをかけたらぐんと伸びましたが、同時に内に寄れてしまったので、される前の対応も心掛けます。冷静に笑顔で初心を忘れず頑張ります。

4枠4番 若杉 朝飛(わかすぎ あさと):モンデスタン号
今回の訓練では、ペース配分を意識しないといけませんでしたが、全くできなくて他の人に迷惑をかける結果になってしまいました。これからは、日々の訓練から次の競走実習に向けて訓練していきたいと思います。

第2R

1枠1番 大山 龍太郎(おおやま りゅうたろう):ヴェリタスフェスタ号
今回の競走実習は、馬のペース配分を考え、前回の失敗と同じことをしないように乗りました。ですが、自分の速度感覚を信じた結果、使う扶助を間違ってしまい集団を形成できなかったり、姿勢の切り替えが遅かったり、色々反省することがありました。これからはもっと競馬を理解して、その時の状況判断が出来るように頑張ります。

2枠2番 神尾 香澄(かみお かすみ):テンカイチ号
今回の競走実習は、前回よりも落ち着いて騎乗することができたと思います。しかし、自分の感覚と実際の距離感に差があり、技術面の課題はたくさんありました。目標を立て取り込んで実践に向け成長していきたいです。

3枠3番 塚本 征吾(つかもと せいご):ペプチドアポロ号
今回の競走実習は、ゲートで出遅れは無かったものの、まだ馬の動きに遅れてしまっているので、もっと精度をあげていきたいです。馬の能力的に自分の馬が強かったので、ハナをきって、そのままの良いペースでタイムを気にしながら回りました。3コーナーから低い姿勢をとり、脚を使わせるようにしました。4コーナーから直線では、外に振られてしまったので、外のブロックを忘れないようにします。応援よろしくお願いします。

4枠4番 長尾 翼玖(ながお たすく):サトノエンデバー号
スタートで出遅れてしまい、その後も追っかけきれなかったため、向正面では前の馬と大きく離されてしまいました。最後の直線では、伸びている感覚がなくどんどん離されていく感覚でした。もっと積極的に騎乗して、実際のレースをイメージしていきたいです。

今回は、集団を作るほかにも色々課題があったので、実習前最後の競走実習に向けてイメージを膨らませていきたいと思いました。
これからも応援よろしくお願いいたします。
今回の担当は101期の大山龍太郎でした。

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