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2020/02/28

【教養センター便り】102期 第2回技能審査(馬場)

僕達102期生は1月29日に第2回技能審査(馬場)を行いました。第1回の技能審査(馬場)の反省を踏まえて、最後の馬場の技能審査ということもあり気合を入れて臨みました。それでは一人ずつ写真とともにコメントを紹介していきます。

1番 及川 烈(おいかわ れつ) チーリープロット号

気を付けたことは隅角(※1)で内方姿勢(※2)をしっかり取ることと、移行(※3)するときのメリハリをつけることです。
悪かったところは移行するときにメリハリがなかったことと、ミスをしてしまったところです。
これからの訓練では、体をしっかり起こして乗ることと、教官に言われたことを吸収できるようにしていきたいです。
※1隅角…馬場の4つの角の部分。隅角の回転は直径約6mの巻乗りの1/4と定められている。
※2内方姿勢…馬の頭から尻までが弓状に曲がった姿勢。隅角を深く通過するためにとても大切な姿勢。
※3移行…歩度の伸縮(詰める、伸ばす)や歩法の変換(常歩、速歩、駈歩)を行うこと。

2番 鷹見 陸(たかみ りく) アルベルティ号

少し前までろくに乗れなかったのですが本番では大きな反抗はなく、馬にプレッシャーをかけないように乗れたのがよかったと思います。
馬にプレッシャーをかけないことと、コンタクトを緩めることの違いを知れました。もっと早く知ってもっと良い点を取りたかったです。
次こそは先生の期待通り70点以上取りたいです。

3番 青海 大樹(おうみ だいき) サントワイン号

練習の時から課題だった右手前での往復手前変換(※4)で手前(※5)を変えられてしまい、練習で出来ていたことが出来なかったのでとても悔しかったです。
本番でも普段通り乗れるようになりたいです。
次からは本番で失敗しないように普段の騎乗からもっと緊張感をもって臨んでいきたいです。

※4往復手前変換…蹄跡から斜めに入って馬場の中央まで行進し、図のようにまた元の蹄跡に戻る運動です。駈歩における手前維持の扶助の練習に効果的です。

※5手前…駈歩で回転するとき、普通右回転は右駈歩、左回転は左駈歩で行います。例えば、左手前の駈歩とは馬が右後肢を最初に着地させ、続いて左後肢と右前肢を同時に着地し、最後に左前肢が着地して走る3節の歩法で、回転がスムーズになります。

4番 加茂 飛翔(かも つばさ) ダイワバーバリアン号

意識したことは歩度のメリハリをつけることと、拳を安定させることです。
上手くいったことは常歩から一歩目での駈歩発進と往復手前変換が上手く行きました。
上手くいかなかったことは右の内方姿勢が取れていなかったことと、鐙をしっかり踏めていなかったことと、歩度が伸びずメリハリがつけられなかったことです。
今回してしまったミスを日頃から練習して出来る様にします。

以上で終わります。
最後まで見てくださりありがとうございました。
担当は102期 青海でした!

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