102期 入所式
秋晴れの心地よい季節となった10月4日、102期生の入所式と100期生、101期生の中間査閲が行われました。
入所式では今年7月に受験し、合格した102期生7名が入所しました。
入所した候補生の抱負を一部紹介したいと思います。
~第102期騎手候補生コメント~
1番 及川 烈(おいかわ れつ) 誰にでも謙虚で努力して結果を残せる騎手になりたいです。 |
2番 鷹見 陸(たかみ りく) 騎手に尊敬される世界一の騎手になります。 |
3番 新倉 優哉(にいくら ゆうや) 自分の所属競馬場だけでなく、競馬界全体で知名度の高いジョッキーになります。そして家族や大切な人を幸せにします。毎日の訓練を無駄にしないように努力し、信頼されるような立派な騎手になりたいです。よろしくお願いします。 |
4番 青海 大樹(おおみ だいき) 僕は誰からも信頼される一流の騎手になります。 |
5番 加茂 飛翔(かも つばさ) 佐賀競馬場でリーディングジョッキーになります。 |
皆さん、応援よろしくお願いします!!!
100期 中間査閲(第4回発走から追い込み)
1番 七夕 裕次郎(たなばた ゆうじろう) |
3番 若杉 朝飛(わかすぎ あさと) |
4番 長江 慶悟(ながえ けいご) |
5番 井上 瑛太(いのうえ えいた) |
6番 飛田 愛斗(ひだ まなと) |
100期生は、2騎併走と3騎併走での発走から追い込みを行いました。
(2騎併走)
1枠 1番 七夕裕次郎&ミリオンウェイズ号(前)
今回の中間査閲では、またジャンプ発走をしてしまいました。ですが、自分の姿勢をしっかり定めて内ラチ走行をする事ができ、普段より落ち着いて騎乗出来ました。発走でまた同じ失敗をしないようにこれからも頑張っていきたいです。
2枠 6番 飛田愛斗&モンデスタン号(後)
今回の中間査閲では2枠でしたが、今回の課題である「併走させる」という騎手の役割を果たす事ができませんでした。次回は競走実習があるのでしっかりと役割を果たし、追えるようにしたいです。
(3騎併走)
1枠 4番 長江慶悟&カイウンオウジ号(内)
今回の中間査閲ではジャンプ発走になってしまい、併走する事が出来ませんでした。馬が頑張ってくれたので自分ももっと努力して頑張っていきたいです。
2枠 5番 井上瑛太&テイクザクラウン号(中)
今回の中間査閲では併走する事が1番の目的でしたが、自分が内側の馬の肩口に位置することができず、そのまま直線まで行ってしまいました。直線でも手綱が垂れてしまったり、バランスを崩してしまいました。今後は、もっと木馬で下半身強化と手綱の詰め替えの練習をしていきたいです。
3枠 3番 若杉朝飛&ジンギレイチシン号(外)
今回の中間査閲では今までの練習の成果を出すように心掛けて乗りました。ですが、まだ改善点があるので普段の訓練から直していきたいです。
私達100期生は、中間査閲に向けて訓練に励んできました。
まだまだ未熟で今回の発走から追い込みでも課題が見つかりました。3か月後には競馬場実習が控えているので、これからはより一層気を引き締めて訓練に臨んでいきます。
今回のブログ担当は100期七夕でした。
101期 中間査閲
101期生は、入所してから半年間で習得した技術を関係者や父兄に披露する中間査閲で、カドリール(馬に騎乗しての集団演技)と2騎が同時に障害物を飛越する障害飛越を行いました。(10/1付でヘルメットの帽色が赤から青に変わりました。通称:青帽)
カドリールでは、日々の訓練でやってきたことを活かして、8人全員で協力し図形を描いたりしました。
複雑な動きが何か所かあり、訓練では何度も先生に指導を受けながらも失敗の連続でしたが、本番では、タイミングがばっちり合ったため、きれいに演技することができました。
その後すぐに2騎同時の障害飛越を行いました。
2人ペアごとにコメントさせてもらいます。
・1番 木間塚 龍馬(きまつか りょうま)&2番 岡 遼太郎(おか りょうたろう)ペア
1番 木間塚龍馬 騎乗馬 カツラプリンス号
中間査閲では、とにかく全員で経路を回ることができたのでよかったです。自分としてはあまり良い結果ではなかったのですが、これからの訓練につながる内容になったと思います。これからの訓練を大切にして乗って行きたいと思います。応援よろしくお願いします。
2番 岡遼太郎 騎乗馬 ジャミール号
カドリールでの集団演技では、息を合わせることが出来ませんでしたが、本番では最後まで演技できたので良かったです。練習での失敗が本番にも出てしまった部分もありましたが、上手くできた所もありました。ここで失敗したことを反省して青帽になっても頑張ります。
・3番 菅原 涼太(すがわら りょうた)&4番 神尾 香澄(かみお かすみ)ペア
3番 菅原涼太 騎乗馬 ハナリュウセイ号
訓練の成果を見せられる中間査閲。あまりよくない結果でしたが、楽しく取り組めたので良かったです。これも良い経験となりました。入所して半年が経ち、競走訓練に入ります。まだまだ、足りないことだらけですが、誰よりも努力して誰よりも頑張って、絶対に強くなります。笑顔、感謝、挨拶を携えて頑張ります!!
4番 神尾香澄 騎乗馬 ガナドールシチー号
入所して早くも半年が経ちました。前傾姿勢や誘導など、とても納得のいくものではありませんでしたが、無事中間査閲を終了することができました。これから競走訓練が始まります。訓練はもちろん、自主トレーニングにも力を入れて1日を大切に過ごし、技術を向上させたいです。
・5番 塚本 征吾(つかもと せいご)&6番 大山 龍太郎(おおやま りゅうたろう)ペア
5番 塚本征吾 騎乗馬 タネマフタ号
カドリールは馬を集中させることが出来ず、物見をされてしまい、安定した騎乗ができませんでした。障害飛越の訓練では、障害を飛んだ後に毎回走られ、体に力が入ってしまい余計に走られることもありました。しかし、何回も走られる中で拳の扶助を柔らかくしたら障害の後に走られず、楽になることに気づき、本番では最初のころよりも馬を操れるようになりました。青帽になっても日々の訓練を大切にしていきたいです。
6番 大山龍太郎 騎乗馬 フリーデンタッチ号
入所して半年が経ちました。中間査閲では、馬をうまくコントロール出来ず落馬してしまいました。これからは馬をどうやってコントロールすれば上手く乗れるかを考え、それを意識して馬に乗れるようにがんばります。
・7番 長尾 翼玖(ながお たすく)&8番 佐々木 世麗(ささき せれい)ペア
7番 長尾翼玖 騎乗馬 サーロス号
入所して半年が経ち、日々の訓練の成果を見て頂く日が来ました。訓練では、うまくコントロール出来ず、障害は走られてばっかりでした。でも先生方に熱心に教えて頂いたおかげでなんとかコントロールできるようになりました。まだまだレベルは低く課題ばっかりですが、競走馬術もはじまるので一鞍一鞍を大切にして半年後の中間査閲ではレベルアップした姿を見せられるように頑張りたいと思います。
8番 佐々木世麗 騎乗馬 ブロンドペタル号
今回の中間査閲は緊張して身体か固くなってしまったため落馬してしまいました。競走訓練では、絶対失敗しないように自分と向き合いながら集中して訓練に励んでいきたいと思います。
感想
今回の中間査閲は、初めてお客さんの前で披露することもあり、緊張で訓練の時よりも上手くできなかったことが多かったです。次の中間査閲では今回の失敗を繰り返さないよう騎乗技術だけではなく、自分のメンタル面も鍛えて挑みたいと思いました。
これからも1日1日精一杯訓練に励みますので応援よろしくお願いします。
今回の担当は101期大山でした。