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2019/04/26

【教養センター便り】99期生 第1回競走実習

 僕たち99期生は、4月18日に初めての競走実習を行いました。

 初めてのレースで戸惑いと不安があり、色々と課題が多く残るものとなりました。

 

~第1レース~

1枠 魚住 謙心(うおずみ けんしん) タイセイマックス号
 今回の競走実習では、自分の判断が遅かったり悪かったせいで、上手く集団形成することが出来ませんでした。次はしっかりと周りをよく見て適切な状況判断が出来るように、技術や判断力を身につけていきたいです。次は同じミスをしないようにします。

2枠 田中 洸多(たなか こうた) ノブレジェンド号
 先行型の馬を任され、ペースコントロールとレース構成が課題でしたが、初めのペースづくりに失敗し、集団をつくるという1番の課題が出来ずに終わってしまいました。対応力と判断力をしっかりと身に付け、馬上でダイナミックな動きが出来るように、常に一鞍一鞍考えて騎乗していきたいです。

3枠 北島 希望(きたじま のぞみ) サクシード号
 馬上での判断が遅れてしまい、中途半端な騎乗になってしまいました。コース取りも悪く、最短距離を走行できませんでした。追い込みもまだまだ馬に近づけていないので、これからもっと日々の訓練を大事にしていきたいです。

4枠 深澤 杏花(ふかざわ きょうか) サトノエンデバー号
 発走で引っ張ってしまい出遅れてしまい、集団から離れて追いかけるだけの騎乗になってしまいました。遅れているのに内を走行できず、自分の進路も守れませんでした。追い込みも全然出来ていなかったので、もっと木馬(もくば)で練習します。

 

 

~第2レース~

1枠 細川 智史(ほそかわ さとし) ペプチドパール号
 集団を形成することは出来ましたが、折り合いの面でまだまだ課題が残っています。毎日の訓練で、馬とのやり取りを良くできるように頑張ります。

2枠 篠谷 葵(しのや あおい) ピエールビンゴ号
 集団をつくることを課題として、その中で折り合いをつけることが出来ました。ですが、ゲートで自分が力んで(りきんで)しまい、馬の動きを邪魔してしまいました。今後は、扶助の精度(※)を上げていきたいです。
 ※扶助の精度・・・馬に対して指示をするときに用いる合図の的確さ。(脚(きゃく)の位置、重心の使い方、手綱(たづな)の扱い方等)

3枠 古岡 勇樹(ふるおか ゆうき) アントニオピサ号
 道中は集団で動くことが出来ましたが、馬に我慢をさせて乗ることが出来ませんでした。また馬の誘導も曖昧(あいまい)になってしまったので、馬をしっかりコントロールして乗れるように頑張っていきたいです。

負傷中のため見学 池谷 匠翔(いけたに たくと)
 騎乗することが出来ませんでしたが、見学して得たものを少しでも今後の騎乗に生かせるようにしていきたいです。

 

 

~終わりに~
 今回の競走実習で一人一人が実践的に感じたものや、課題が多くありました。

 また、レースの中で自分がやりたいことを表現する難しさやレースを構成する大切さを知り、普段の訓練でさらに良く考えて騎乗するということが、このような大切なレースに繋がって(つながって)いくと思いました。

 今後も更に普段の訓練で技術はもちろん、馬上で思ったようにパフォーマンスが出来るよう、99期生一丸となってやっていきたいと思います。

担当は99期生 田中と北島でした☆

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