1月16・17日にJRA競馬学校と中山競馬場見学に行ってきました。
1日目は競馬学校の施設見学をしてから、JRA の37期生の皆さんと対面して、自己紹介をしました(左:JRA37期生、右:NAR99期生)。
その後は、担当教官と対抗戦で使われる障害コースの経路を下見しました。障害間の*1)完歩を自分達で測りながら、1つ1つ歩いて回りました。
*1)完歩…馬の歩幅(歩数)のこと。
2日目は、訓練見学をしました。競走訓練の見学後、競馬学校の競走馬に騎乗させてもらいました。
初めて乗る馬で緊張しましたが、全員が縦列を崩すことなく、1400m走路で速歩(はやあし)と駈歩(かけあし)をすることができました。すごく乗りやすかったです。
その後はいよいよ対抗戦です。
JRA37期生 対 NAR99期生 対抗戦
1番 北島 希望(きたじま のぞみ) バロンルータ号
気持ちから負けてしまい、強気で乗る事が出来ませんでした。
馬をその気にさせることができず、そのまま障害に向かってしまい、止まられてしまいました。判断が遅れてしまいました。
これからはもっと馬の事を考えてそれに合った乗り方を出来るように練習していきます。
2番 飛田 愛斗(ひだ まなと) ギオ号
上手く乗ることが出来ませんでした。1頭1頭違う乗り方をしないといけない事を改めて知ることができ、勉強させてもらいました。これからも1日1日を無駄にせず、考えて馬に乗るように頑張ります。
3番 細川 智史(ほそかわ さとし) ダスティン号
今回のJRA競馬学校障害対抗戦は負けてしまいましたが、対抗戦で多くの事を学び、自信をつける事が出来ました。1つ1つの物事を雑にせず、精進していきます。
4番 篠谷 葵(しのや あおい) フェラーノ号
初めての乗る馬でしたが余裕を持った騎乗ができました。いつも1番障害で慎重になりすぎてしまうので、次は強く向かうように頑張ります。
5番 池谷 匠翔(いけたに たくと) ディスカスティーノ号
初めて乗る馬だったのですが、冷静に乗ればもっと上手く乗れたような気がしました。勿体ない(もったいない)ミスで負けてしまったので、2月のセンターでの対抗戦では頑張ります。
6番 深澤 杏花(ふかざわ きょうか) ヘイディー号
初めて乗った馬で少し緊張しましたが、身体を起こして向かう事ができ、ノーミスで経路飛越が出来ました。鐙(あぶみ)が踏めなくて、高飛びした時に鐙が深くなっていたので、鐙をちゃんと踏めるようにします。
7番 古岡 勇樹(ふるおか ゆうき) エリセバリア号
初めて乗る馬だったのですが、自分の意識した事は出来たと思います。でも馬の癖(くせ)を上手く利用した乗り方が出来ていなかったと思うので、どんな馬に乗ってもすぐに対応していける力を付けていきたいです。
8番 田中 洸多(たなか こうた) フルグレイ号
今回の障害大会で学んだ事がたくさんあります。前の人の走行を見て自分の走行に活かすこと、どんな馬かを少しの運動の中で感じ取り対応していける力、どんな時でも結果を出せる力というものが心に響いた大会となりました。これらを今後の訓練で磨いて(みがいて)いきたいです。
9番 魚住 謙心(うおずみ けんしん) フレンチコネクション号
初めて乗る馬で、少し不安と緊張がありました。余裕のある騎乗が出来ず、良い結果を残すことができませんでした。次の対抗戦では、余裕のある騎乗をしたいと思います。
~結果~
JRA競馬学校37期生 4勝1分け
NAR教養センター99期生 1勝4分け
JRA競馬学校37期生の勝利
今回はJRA37期生に負けてしまいましたが、2月の教養センターでの対抗戦は、今回の反省点について訓練の中で修正し臨みます。
心に留めろ この思い
JRA競馬学校の皆さん、ありがとうございました!
そして午後から中山競馬場見学!!!!
初めに行ったのは調整ルーム。
騎手の方々が過ごしやすいような工夫がたくさんありました。
次に行ったのは地下馬道を通りパドック!!!
皆とても興奮していました。
☆パドック内の芝の上で写真撮影☆
騎手控室も覗き(のぞき)見???
検量ルームにも行きました。
そして!馬場入場!
中山競馬場の直線にある坂がとても急で驚きました。
そして2日間の研修も終わり、教養センターに帰所!!!
皆グッタリ・・・・・・
今回の2日間は、学んだこと、感じたこと、これからの目標が色々と見つかったとても良い機会となりました。
特に今回のJRA競馬学校対抗戦では、37期生に負けてしまいました。自分の力量が分かり、今後の訓練により一生懸命臨(のぞ)めると思います。
さらにこのような機会で同期との絆が強まったので、これからは良い雰囲気を作っていき、99期全体で切磋琢磨(せっさたくま)し、レベルアップしていきます。
夢に向かって歩幅を合わす
今回の担当は99期 深澤&田中でした。