新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、つつがなく新たな年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、昨年の地方競馬の開催成績は、本場や場外での売上に加え、「JRAネット投票発売」などの在宅投票が大きく寄与して、引き続き前年を上回ることができました。これもひとえにお客様の温かいご支援の賜物と深く感謝する次第です。
また、昨年の12月15日には、関係各位の多大なご理解とご尽力により競馬法の改正が公布施行され、競馬活性化計画が5年間延長されることとなりました。この期間は、各地方競馬主催者が安定的な事業経営を継続するために体力をつけ、お客様が更に楽しんでいただけるようにするための5年間となります。
協会としても、全国の地方競馬主催者と連携しながら自立化に向けた取り組みを共に進めていき、地方競馬をより一層盛り上げてまいります。
平成30年の重点的な取り組みとしては、「競馬の魅力向上」を大きなテーマに掲げ、特に「強い馬づくり」に向けて取り組んでまいります。昨年はジャパンダートダービーでは「ヒガシウィルウィン号」、またJBCレディスクラシックでは「ララベル号」が地方生え抜き馬として見事に優勝を果たしました。本年もさらなるスターホースの誕生に心から期待を寄せています。
さらに、毎年多くのお客様に楽しんで頂いているダート競馬の祭典・JBC競走が、今年はJRA京都競馬場で開催されます。初の試みとなりますが、JRAと連携しながら、存分にお客様に楽しんでいただけるよう準備を進めてまいる所存ですので、是非ご期待くださいますようお願いします。
併せて、広報面ではご好評を頂いている「旅うまチャレンジ」の新企画や、「地方競馬情報アプリ」のバージョンアップ、さらには地方競馬情報サイトの全面的なリニューアルも予定しております。
本年も引き続き、年間を通じてお客様に楽しんでいただけるような様々な施策を実施していきます。
結びに、皆様のご多幸とご健勝をご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。
2018年(平成30年)1月1日
NAR地方競馬全国協会 理事長 塚田 修