今回で2回目となる競走実習が4月27日に行われました。
前回同様、96期8人が4人、4人の2組に分かれて、スタートしてからの位置取り、展開、レース運びをその状況に応じて自分で考えて集団でレースをしました。1回目の反省点、課題点を頭に入れながら同じ失敗を繰り返さないようにすること、安全に騎乗することを第一の目的に行いました。
では、一人ずつ今回の競走実習を振り返ります。
1R
1枠 出水拓人 ミドリニフキテ号
今回の競走実習では、前走馬との距離が開いていたり、内柵に近すぎるところを通ったりしてしまいました。自分のいるべき位置を判断し、有利にレースを運べるようにしていきたいです。
2枠 北野壱哉 キマグレドウチュウ号
前回の競走実習ででた課題を改善しつつ、自分の馬を一着にするように頑張りました。スタートでは冷静な判断が出来ました。そこからは、自分のミスなどで集団に後れを取ってしまったので、まずは馬をその気にさせられるようにします。
3枠 仲原大生 マルブツクラウン号
1回目の競走実習の反省点を繰り返さないことを意識し騎乗しました。スタート後は1番手の位置につけ、ペースメーカーとしての役割でした。見つかった課題を克服するために思い切った騎乗をし、馬との具合を磨いていきます。今後はどの位置でも内容のあるレースが出来るようにしていきます。
4枠 吉井章 コングラチュレート号
今回の競走実習では、2番手でのレース作りの難しさを知りました。今後は、ゲートを出てから的確な判断をし、自分の競馬がしやすいようなレース運びをしていきたいです。
2R
1枠 岩本怜 カイウンオウジ号
今回の第2回競走実習はスタートしてからすぐ内柵に寄られてしまい、内柵との間隔が狭くてコーナー通過が危なくなってしまったので、次回はそこを修正できるようにしたいです。
2枠 西優哉 リバーオリエンタル号
今回の競走実習では、スタート後に後ろになってしまいましたが、そこで前の2頭について行く事ができず、全体を通して出来ていないことだらけになってしまいました。次回に向けて、今回の反省点を訓練で少しずつ出来るようにしていきたいです。
3枠 石堂響 フリートイーグル号
今回の競走実習では、スタートが非常に悪く改めて自分のレベルの低さを実感しました。課題を克服しないと次へ進めないのに同じ課題がずっと残っています。上達するためにこれからもまじめに取り組んで行きます。
4枠 落合玄太 ジンギレイチシン号
今回の競走実習では、スタート後の姿勢や馬への扶助操作、道中のペースなどが悪く悔いが残る騎乗となってしまいました。次回はスタートを上手く決めて自分にとって有利な位置を取り、無駄のないレース運びができるようにしていきたいです。
以上、第2回競走実習の振り返りでした。次の第3回競走実習は5月19日です。
担当は仲原でした。