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2017/04/14

【教養センター便り】中間査閲

 97期生の入所式と共に、僕たち96期生はセンターに入所して1年が経ち、1年間の訓練の成果を家族や関係者の方に見ていただく中間査閲を行いました。今回の中間査閲では、2騎併走での発走から追い込み操作を披露しました。
それでは1人ずつコメントを発表していきます!

1組目 岩本 怜 & 吉井 章

岩本 怜 ジンギレイチシン号
「今回の中間査閲では、ゲートを出た後に1歩ずつ外の馬より遅れてずっと追っつけたままで他の事が出来なかったのでこれからは手綱の扶助だけではなく下半身を使って馬を動かしていけるようにしたいです。」

吉井 章 プリティーワック号
「今回の中間査閲では一年間の成長を調教師の先生方や家族の前で披露する場でした。緊張しましたが馬の上では自分の実力を十分に発揮することができました。まだまだ技術的には足りないものが多いので日々の訓練で少しずつレベルアップしていきたいです。」

2組目 仲原 大生 & 石堂 響

仲原 大生 エラスティカ号
「今回の中間査閲は、センターに入所して一年間の成果を見ていただく機会でした。自分のできる精一杯の騎乗は出来たと思います。今出来ていないことは出来るように、何事にも恐れず正面から取り組む姿勢を心がけこれから技術を身に付けていきたいと思います。」

石堂 響 サトノエンデバー号
「今回は、一年間の集大成とも言える中間査閲でしたが馬上でぐらついてしまい決して良い内容とは言えませんでした。中途半端な騎乗が多く思い切りが悪いという課題があるので、あと一年で克服できるように努力を惜しまず頑張っていきます。」

3組目 落合 玄太 & 西 優哉

落合 玄太 リバーオリエンタル号
「今回の中間査閲では、スタート直後に馬の走る邪魔をしてすぐにスピードに乗せられず、直線では外に行かれるのを上手く修正しながら追ってくる事が出来ませんでした。もうすぐ頭数の増えた競走実習も始まるので騎座や手綱の扶助をしっかり覚え、自分の思い通りに馬を走らせられるようにしていきたいです。」

西 優哉 カイウンオウジ号
「今回の中間査閲では、このセンターに入所してから一年間の成長を家族や調教師の先生に観ていただきました。第4回に続き、今回も併走の外側でした。前回できなかった内の馬に寄せることが、馬に助けられた部分が大きいですが、しっかりと出来ました。今回得た感覚を他の馬に乗ったときにも生かしていけるようにしていきたいです。」

4組目 出水 拓人 & 北野 壱哉

出水 拓人 スマートジョーカー号
「今回の中間査閲では、併走を作って回ってくる事が出来ました。しかし、姿勢やゲート内での扶助など多くの課題が残りました。次回の大きな訓練に向けて矯正していきたいです。」

北野 壱哉 サクシード号
「今回の中間査閲では、2騎併走の集大成だったのですが、課題を改善できた部分がたくさんありました。しかし、直線の追い込み姿勢でのダイナミックさが足りなかったので、第1回競走実習ではダイナミックに追えるようにしたいです。」

 以上、8名の中間査閲のコメントでした!
僕たち96期は青帽から橙帽に変わり、今年の8月には各自の所属が決まっている厩舎に競馬場実習に行きます。今まで通り1人1人が自分の技術の向上に努めるのはもちろんのこと、あと1年でプロ騎手となる事を意識して生活していきたいと思いますので引き続き応援よろしくお願いします。
今回の担当は96期落合でした、ありがとうございました!!次回もお楽しみに~(^^)/