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レースの見どころ

2024年からダートグレードに格上げされJRA馬が3頭出走可能に。JRA勢は全日本2歳優駿出走のナチュラルライズとハッピーマンの2頭はナイター・地方の馬場を経験しているのは強みだろう。地方初参戦のアメージングは距離経験を味方に栄冠を狙う。一方、地方所属馬上位2頭にはクラシック第一戦・羽田盃への優先出走権が与えられる。昨年はホッカイドウから大井に移籍したサントノーレが7馬身差圧勝。今年も無敗ナイトオブファイアを筆頭に力のある地方馬が参戦し、二年目のダート三冠に向け楽しみな一戦となった。

本命

  • 610ナチュラルライズ

CHECK!

前走の全日本2歳優駿は出遅れの不利があったのも確かだが、小回りコースへの適性の面で勝ち馬ら上位勢との差が感じられた。左回りだと右へ張る癖が出てしまいスムーズさを欠くが、広く右回りの大井コースは絶好の舞台だろう。距離に関しては新馬戦で圧勝と不安はなく、しっかりリフレッシュし文句のつけようのない動きをみせた今回は能力全開。

対抗

  • 33ナイトオブファイア

CHECK!

ここまで4戦4勝、地元大井の期待を一身に背負う。これまで少頭数の競馬しか経験しておらず一抹の不安はあるが、スケールで言えばJRA勢にも引けを取らない能力とセンス。前走のスターバーストカップも力の違いを見せつける6馬身差圧勝で羽田盃への出走は確定させているが、このメンバーを抑えて無敗で本番に向かえばさらなる夢がひろがる。

単穴

  • 22ソルジャーフィルド

CHECK!

ブリーダーズゴールドジュニアカップとサンライズカップは悔しい2着も、JBC2歳優駿では持ち前の切れ味を存分に発揮し3馬身差の完勝劇。前走の全日本2歳優駿は初めての長距離輸送に加え、経験のない左回りでもあり3着という結果だが、ナチュラルライズに先着しているのは事実。過去には雲取賞2着のグランジョルノに勝利しているし、強豪JRA勢と遜色ない実力。走りなれた門別と似た大井コースなら前進可能。

連穴

  • 57アメージング
  • 712ウィルオレオール
  • 711ハッピーマン
  • 34リコースパロー

CHECK!

重賞初挑戦になるアメージングはここまで逃げにこだわるレースのみで、一気の相手強化をどうスピードで乗り切るかが焦点。平和賞勝ちのウィルオレオールはダートグレード2戦で力の差は感じず勝負根性発揮の形になれば侮れない。ハッピーマンは前走大敗・距離延長が気になるところだが、ナチュラルライズに先着している前々走からも評価は落とせない。ホッカイドウ出身リコースパローは道営重賞2勝、ソルジャーフィルドに勝っていることを考えればここで変身があっても驚けない。

提供 日刊競馬 鈴木 宏哉

注記

当ページの情報は、3月25日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。