古くから南関東三冠を占う一戦として定着していたが、2024年からのダート三冠競走でも、前哨戦のひとつとして中央と交流のJpnIIとなった。地方馬は上位2頭に一冠目の大井・羽田盃JpnIへの優先出走権が付与される。24年はサントノーレ(大井)がJRA勢を一蹴した。大井競馬はこの開催からトゥインクル開催となるため、中央馬にとってはナイター経験を積む場ともいえそうだ。(栗田 勇人)
- 実施日
- 2025年3月26日(水)
- 競馬場
- 大井競馬場
- 距離
- ダート右回り 外1700m
- 出走資格
- サラブレッド系3歳
- 1着賞金
- 3000万円
- 負担重量
- 定量(56kg、牝馬2kg減)
歴史
1978年の第1回を勝ったハツシバオー(大井)や、83年サンオーイ(大井)、86年ハナキオー(大井)、2001年トーシンブリザード(船橋)は南関東三冠馬になり、89年ロジータ(川崎)は浦和・桜花賞から三冠を勝利。当レース創設後の三冠馬6頭中5頭がこのレースを勝っている。23年度(24年)からJpnIIのダートグレード競走となった。なお大井1700mの重賞は、近年ではこの京浜盃のみ行われている。(栗田 勇人)
コース紹介
大井・右1700メートル
大井1700mはゴール手前100mからスタート。1コーナーまでの距離が短いため、基本的には内枠に入った逃げ馬か好位差しタイプが有利。ゴールまでの直線が386mと長い外回りコースだが、力のある馬でないと追い込みは届かない。(栗田 勇人)
昨年の競走成績
-
2024年 第47回
2024年3月20日(水)
大井 右1700m
天候:曇 馬場:良
1着 |
サントノーレ |
1:48.7 |
3人気 |
2着 |
アンモシエラ |
7 |
2人気 |
3着 |
ハビレ |
3/4 |
1人気 |
アクセス
- 開催場所
- 大井競馬場(東京都品川区勝島2-1-2)
- 公共交通機関
- 東京モノレール「大井競馬場前駅」
⇒徒歩:出口から約2分
京浜急行電鉄「立会川駅」
⇒徒歩:出口から約12分
JR「大井町駅」
⇒京急・東急バス(無料):中央口東7番停留所乗車
JR「品川駅」
⇒都営バス:高輪口2番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
JR「目黒駅」
⇒都営バス:東口1番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
- 車・タクシー
- 「東京国際空港(羽田空港)」から約10分
東海道新幹線「品川駅」から約20分
首都高速湾岸線「大井南I.C.」から約5分
首都高速1号羽田線「平和島I.C.」から約5分
- 駐車場
- 1471台(1000円、オートバイは200円)
※特定日のみ2123台に拡張(お盆や年末開催など)
- HP
- http://www.tokyocitykeiba.com/