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レースの見どころ

今年で75回目を迎える伝統の重賞・全日本2歳優駿。昨年はフォーエバーヤングが7馬身差の圧倒的な勝ちっぷり。一昨年はデルマソトガケが勝利。ともにこのレースを足掛かりに『目指せケンタッキー』のサブタイトル通りの大活躍。今年も世界進出の野望を胸に優駿が揃いました。JBC2歳優駿1着ソルジャーフィルド。兵庫ジュニアグランプリ1着ハッピーマン。エーデルワイス賞1着ミリアッドラヴ。平和賞1着ウィルオレオール。タイトルホースに臆せず立ち向かうのが2戦2勝で大物感漂うナチュラルライズ。その他伏兵陣も多彩で波乱の目も。

本命

  • 66ナチュラルライズ

CHECK!

ここまで2戦2勝。新馬戦は若さを覗かせつつもインで抑え込む競馬。終い解き放つと一気に突き抜け2着に6馬身。3着はそこから2秒3差という圧倒的な勝ちっぷり。2戦目のカトレアステークスは出負けにも慌てず騒がず外目を徐々に進出。4コーナー大外を回して早目先頭。終いやや外に逃げ加減になりながらも押し切った内容は時計や着差以上。今回はそれを矯正すべく装備に工夫を凝らすとのこと。その効果を見込めば、素材の良さからも無傷でタイトル奪取が有力。

対抗

  • 67ハッピーマン

CHECK!

6月の新馬戦は中団で溜めを利かせて鮮やかな差し切り勝ち。2戦目のヤマボウシ賞は同じパターンで進めながら追ってひと息伸びず4着。アメリカンビキニの反撃を許す格好になりましたが、これは多分に休み明けが影響した様子。前走の兵庫ジュニアグランプリは内々を手応え良く進出。直線は逃げるコパノヴィンセント、2番手ヤマニンシュラの間を割って抜け出す勝負根性を発揮してタイトルゲット。今回千六に延長されて折り合いがポイントですが、この馬の特質を完全に掌握した坂井瑠星騎手。中間の攻め気配も絶好ならチャンス十分。

単穴

  • 11グランジョルノ

CHECK!

札幌の新馬戦は完全な出遅れ。序盤大きく置かれながら勝負処から大外捲ってまとめて差し切る離れ業。JBC2歳優駿は2着。ソルジャーフィルドに完敗を喫しましたが、相手にはホームコースのアドバンテージに歴然たるキャリアの差。2戦目でこの走りはスケールの大きさを如実に物語っています。母ヴィータアレグリアは船橋千六マリーンカップ1着の血統背景。左回りマイルはレースぶりからもイメージに合致。ムーア騎手が乗ってきたのも魅力で好勝負必至。

連穴

  • 55ソルジャーフィルド
  • 810ミリアッドラヴ
  • 78コパノヴィンセント

CHECK!

タフな末脚を武器に距離延長を追い風に頭角現してきたソルジャーフィルド。JBC2歳優駿ではJRA勢をまとめて差し切る大金星。その後はここ照準に鋭意調整を図り最終追い切りの動きも抜群。
3着が大差に千切れるデッドヒートの新馬戦を制したミリアッドラヴ。2戦目に早くも交流重賞に矛先を向けエーデルワイス賞を勝利。馬込みを厭わぬ勝負根性。案外追わせる面もあり距離には対応しそう。
コパノヴィンセントは先行抜け出しで新馬快勝。2戦目のプラタナス賞は勝ち馬を追い駆けて2着死守。前走の兵庫ジュニアGPはマイペースで逃げてハッピーマンの2着。ハナを主張しそうなホーリーグレイルの離れた2番手をスンナリ運べば残り目警戒。

提供 ケイシュウNEWS 吉羽 孝

注記

当ページの情報は、12月10日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。