JBC競走の前哨戦“Road to JBC”として、1着馬にはJBCスプリントへの優先出走権が与えられる。JBC競走が2001年に始まって以降、東京盃とJBCスプリントを制した経験のある馬はこれまで10頭と多いが、同じ年に両レースを制したのは、01年ノボジャック、04年マイネルセレクト、10年サマーウインド、11年スーニの4頭(いずれもJRA)。地方馬では、00年ベラミロード(栃木)、12年ラブミーチャン(笠松)、18年キタサンミカヅキ(船橋)が、このレースを制してNARグランプリ年度代表馬となっている。(斎藤 修)
- 実施日
- 2024/10/03(木)
- 競馬場
- 大井競馬場
- 距離
- ダート右回り 外1200m
- 出走資格
- サラブレッド系3歳以上
- 1着賞金
- 4000万円
- 負担重量
- グレード別定(基準重量3歳55kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減)
2024年9月27日まで、GI/JpnI競走1着馬2kg増、GII/JpnII競走1着馬1kg増(ただし2歳時の成績を除く)
2023年 ドンフランキー 雨の不良馬場でレコード勝ち
2022年 レッドルゼル 直線大外から一気に差し切る
2021年 サクセスエナジー 直線抜け出しグレード6勝目
歴史
1967年創設当初から1200m戦で、当時としてはめずらしい短距離の重賞だった。72年のみNET盃として実施。また86年は内回りコースが使われた。95年からダート交流重賞となり、97年にGIIに格付けされた。かつてはサラブレッドを相手にアラブの活躍も目立ち、74年にはイナリトウザイがコースレコード(当時)で制し、94年にはトチノミネフジが2着に入った。なお02、03年はスタンド改修工事にともなってゴール板を移動し1190mで行われた。(斎藤 修)
コース紹介
大井・右1200メートル
大井競馬場の外回りコースは1周1600m。1200mはフルゲート16頭で、2コーナー付近からスタートして3~4コーナーを通過するワンターン。スタートから3コーナーまで約500mと長く内外の有利不利はほとんどない。内枠に入った逃げ馬は有利だが、出遅れると馬群に包まれるリスクはある。ゴールまでの直線386mは地方競馬では最長で、直線外から豪快に差し切る場面も期待できる。(斎藤 修)
過去5年の競走成績
-
2023年 第57回
2023年10月4日(水)
大井 右1200m
天候:雨 馬場:不良
1着 |
ドンフランキー |
01:10.0 |
1人気 |
2着 |
リュウノユキナ |
1 |
2人気 |
3着 |
ジャスティン |
1 1/2 |
6人気 |
-
2022年 第56回
2022年10月5日(水)
大井 右1200m
天候:雨 馬場:稍重
1着 |
レッドルゼル | 1:10.6 | 1人気 |
2着 |
テイエムサウスダン | 1 | 3人気 |
3着 |
オーロラテソーロ | 3/4 | 2人気 |
-
2021年 第55回
2021年10月6日(水)
大井 右1200m
天候:曇 馬場:稍重
1着 |
サクセスエナジー | 1:10.3 | 7人気 |
2着 |
リュウノユキナ | 3/4 | 1人気 |
3着 |
レッドルゼル | クビ | 2人気 |
-
2020年 第54回
2020年10月7日(水)
大井 右1200m
天候:雨 馬場:良
1着 |
ジャスティン | 1:10.8 | 1人気 |
2着 |
ブルドッグボス | クビ | 7人気 |
3着 |
コパノキッキング | 1/2 | 3人気 |
-
2019年 第53回
2019年10月2日(水)
大井 右1200m
天候:晴 馬場:良
1着 |
コパノキッキング | 1:10.7 | 1人気 |
2着 |
ブルドッグボス | 4 | 7人気 |
3着 |
サクセスエナジー | 3/4 | 4人気 |
アクセス
- 開催場所
- 大井競馬場(東京都品川区勝島2-1-2)
- 公共交通機関
- 東京モノレール「大井競馬場前駅」
⇒徒歩:出口から約2分
京浜急行電鉄「立会川駅」
⇒徒歩:出口から約12分
JR「品川駅」
⇒都営バス:高輪口2番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
JR「目黒駅」
⇒都営バス:東口1番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
- 車・タクシー
- 「東京国際空港(羽田空港)」から約10分
東海道新幹線「品川駅」から約20分
首都高速湾岸線「大井南I.C.」から約5分
首都高速1号羽田線「平和島I.C.」から約5分
- 駐車場
- 1471台(1000円、オートバイは200円)
※特定日のみ2123台に拡張(お盆や年末開催など)
- HP
- http://www.tokyocitykeiba.com/