ホッカイドウ競馬の3歳重賞は、近年ではマイル以上が舞台の三冠のみ。短距離志向の3歳馬は古馬と対戦するしかなかった。しかし2023年に、それまで3歳以上によるマイル重賞だった星雲賞が3歳限定の1200m戦(地方全国交流)に。さらに24年には当レースが3歳以上から3歳に条件変更された。春の3歳スプリントシリーズを戦ってきた地方馬や、JRAからもトップスプリンターの参戦が見込めそうだ。(栗田 勇人)
- 実施日
- 2024/08/15(木)
- 競馬場
- 門別競馬場
- 距離
- ダート右回り 外1200m
- 出走資格
- サラブレッド系3歳
- 1着賞金
- 2400万円
- 負担重量
- グレード別定(基準重量56kg、牝馬2kg減)
2024年8月9日まで、GI/JpnI競走1着馬2kg増、GII/JpnII競走またはGIII/JpnIII競走1着馬1kg増(ただし2歳時の成績を除く)
2023年 ケイアイドリー ハイペースの直線勝負で差し切る
2022年 ダンシングプリンス 帰国初戦を落合騎手で快勝
2021年 ヒロシゲゴールド 目指すはダート短距離の頂点
歴史
第1回の1997年から2008年までは札幌または旭川、09年は門別で、いずれも距離は1000m。2000年にはオースミダイナー(北海道)が12歳(現表記)で制しており、これは国内ダートグレードにおける最高齢勝利記録。また02年にサウスヴィグラス(JRA)が叩き出した56秒8は、現在でもダート1000mの日本レコードタイとなっている。ホッカイドウ競馬が門別単独での開催となった10年から1200mとなり、22年ダンシングプリンス(JRA)ら3頭が当レースと同年のJBCスプリントJpnIを制している。24年から3歳限定戦となった。(栗田 勇人)
コース紹介
門別・右1200メートル
門別競馬場は右回りで、大井競馬場、盛岡競馬場と同じく1周は1600m。外回りはカーブが緩やかで直線が330mと長いため、追い込み勢の台頭も可能なコースとなっている。北海道スプリントカップJpnIIIが行われる1200m(外回り)は、フルゲート16頭で、2コーナー奥のポケットからスタート。向正面をいっぱいに使ってポジション争いができるため枠による有利不利はない。展開や当日の馬場が鍵を握る。(前田 恒)
過去5年の競走成績
-
2023年 第27回
2023年6月1日(木)
門別 右1200m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ケイアイドリー |
01:11.7 |
3人気 |
2着 |
アイオライト |
1 1/2 |
1人気 |
3着 |
スティールペガサス |
1 |
4人気 |
-
2022年 第26回
2022年6月2日(木)
門別 右1200m
天候:曇 馬場:重
1着 |
ダンシングプリンス | 1:10.6 | 2人気 |
2着 |
スマートダンディー | クビ | 3人気 |
3着 |
リュウノユキナ | 1 | 1人気 |
-
2021年 第25回
2021年5月27日(木)
門別 右1200m
天候:曇 馬場:良
1着 |
ヒロシゲゴールド | 1:12.3 | 3人気 |
2着 |
リュウノユキナ | 1/2 | 1人気 |
3着 |
スマートアルタイル | 2 1/2 | 2人気 |
-
2020年 第24回
2020年6月4日(木)
門別 右1200m
天候:曇 馬場:良
1着 |
メイショウアイアン | 1:12.8 | 6人気 |
2着 |
マテラスカイ | ハナ | 1人気 |
2着 |
スズカコーズライン | 同 | 2人気 |
-
2019年 第23回
2019年6月6日(木)
門別 右1200m
天候:曇 馬場:稍重
1着 |
ヤマニンアンプリメ | 1:11.5 | 1人気 |
2着 |
メイショウアイアン | 3 | 8人気 |
3着 |
ノボバカラ | クビ | 4人気 |
アクセス
- 開催場所
- 門別競馬場(北海道沙流郡日高町富川駒丘76-1)
- 公共交通機関
- JR「札幌駅」
⇒道南バス:札幌駅前バスターミナル10番のりば乗車、「門別競馬場前」下車
⇒JR北海道バス(無料):北口乗車(要予約)
※無料送迎バスは現在予約を受け付けておりません。
- 車・タクシー
- 「新千歳空港」から約50分
JR「鵡川駅」から約15分
厚真門別道路「鵡川I.C.」から約15分
- 駐車場
- 約1000台(無料)
- HP
- http://www.hokkaidokeiba.net/