2023年までは12月に実施されていたが、24年から5月上旬に移行。上半期の古馬中距離路線として、帝王賞JpnIへ向けての一戦となる。旧名古屋競馬場の時代は2500mで争われていたが、22年4月の競馬場移転に伴い2100mに距離短縮となった。06年ヴァーミリアン、11年ニホンピロアワーズ、18年チュウワウィザードらは、このレースを勝ったのちにダートGI/JpnIを制するなど、ダート中距離路線の出世レースともなっている。(斎藤 修)
- 実施日
- 2024/05/06(振月)
- 競馬場
- 名古屋競馬場
- 距離
- ダート右回り 2100m
- 出走資格
- サラブレッド系4歳以上
- 1着賞金
- 4000万円
- 負担重量
- グレード別定(基準重量56kg、牝馬2kg減)
2024年5月1日まで、GI/JpnI競走1着馬2kg増、GII/JpnII競走1着馬1kg増(ただし2歳時の成績を除く)
歴史
伝統の重賞・東海菊花賞が1993年から2500mに距離延長され、96年から2000年までJRAとの交流重賞として行われていた。01年にはその条件がGII格付のまま第1回名古屋グランプリに引き継がれ、開催時期も12月に移された。名古屋競馬場移設にともない22年から2100mで実施。24年からは5月上旬の実施となった。第1回を笠松のミツアキサイレンスが制したが、第2回以降はJRA馬が勝ち続けている。(斎藤 修)
コース紹介
名古屋・右2100メートル
73年の歴史を刻んできた名古屋競馬場が2022年4月、それまでトレーニングセンターとして使われてきた弥富市に移転。新競馬場は1周1180m。ゴールまでの直線は約240mで、西日本の地方競馬ではもっとも長い直線となった。2100mは2コーナーポケットからのスタートで1周と3/4。3~4コーナーは緩いコーナーから徐々に半径が小さくなるスパイラルカーブが採用されており、240mの直線も合わせ、差し・追い込みの台頭も期待できそう。(斎藤 修)
過去5年の競走成績
-
2023年 第23回
2023年12月21日(木)
名古屋 右2100m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ディクテオン |
02:12.4 |
2人気 |
2着 |
グランブリッジ |
2 |
1人気 |
3着 |
テリオスベル |
6 |
5人気 |
-
2022年 第22回
2022年12月8日(木)
名古屋 右2100m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ペイシャエス | 2:15.1 | 1人気 |
2着 |
ヴァンヤール | ハナ | 5人気 |
3着 |
ラーゴム | 3 | 4人気 |
-
2021年 第21回
2021年12月23日(木)
名古屋 右2500m
天候:晴 馬場:稍重
1着 |
ヴェルテックス | 2:45.4 | 1人気 |
2着 |
ケイアイパープル | 2 1/2 | 2人気 |
3着 |
ダンビュライト | 4 | 4人気 |
-
2020年 第20回
2020年12月10日(木)
名古屋 右2500m
天候:晴 馬場:良
1着 |
マスターフェンサー | 2:44.8 | 1人気 |
2着 |
ロードゴラッソ | 2 | 2人気 |
3着 |
ダイシンインディー | 1 | 6人気 |
-
2019年 第19回
2019年12月19日(木)
名古屋 右2500m
天候:曇 馬場:稍重
1着 |
デルマルーヴル | 2:42.4 | 1人気 |
2着 |
アングライフェン | クビ | 4人気 |
3着 |
アナザートゥルース | 1 1/2 | 2人気 |
アクセス
- 開催場所
- 名古屋競馬場(愛知県弥富市駒野町1-1)
- 公共交通機関
- 近鉄蟹江駅、近鉄/JR弥富駅
⇒車・タクシー:約20分
- 車・タクシー
- 伊勢湾岸自動車道 湾岸弥富I.C.から約2㎞
伊勢湾岸自動車道 弥富木曽岬I.C.から約3㎞
- 駐車場
- 第1駐車場:571台(無料)
第2駐車場:1429台(無料)
- HP
- https://www.nagoyakeiba.com/