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レースの見どころ

新たな3歳ダート3冠競走の前哨戦として、今年からJRAとの交流戦となった京浜盃。既にステップレースとしての2戦が終了。第1戦のブルーバードカップは1着から3着までJRAが独占。第2戦の雲取賞は1・2着がJRAで、3着に大井のサントノーレ。そして3戦目となる京浜盃もどうやらJRAが形勢有利。ブルーバードカップを勝利して地方ダートにも難なく対応したアンモシエラ。追って味があり素質十分のハビレ。笹川騎手が騎乗してきたシークレットキー。この3頭は何れも魅力一杯。対する地方勢は雲取賞3着のサントノーレに、JBC2歳優駿3・4着の北海道ブラックバトラー、パッションクライ。羽田盃へ向けて熱闘が展開される。

本命

  • 44ハビレ

CHECK!

新馬戦は2着に敗れたものの、1着馬アマンテビアンコは後に雲取賞2着。2戦目は長く脚を使って順当勝ち。休み明けのヒヤシンスステークスは人気薄ながら外伸びて3着。ブルーバードカップで大接戦の3着バロンドールがこのレース6着はいい比較対象。そして前走は余裕の追走から測ったように差し切り2勝目をゲット、父は先日ムルザバエフ騎手でダイオライト記念を勝ったセラフィックコールなど、相変わらず産駒が大活躍のヘニーヒューズ。キレのいい走りは正にその特質を受け継いでおり、ここは強気の狙いが立つ。

対抗

  • 11サントノーレ

CHECK!

北海道在籍時に川崎に遠征して鎌倉記念1着。次走で不可解な敗戦を喫したものの、続く全日本2歳優駿では強気の攻めで3着と激走。勝ち馬別格で2着とは2馬身足らず。そして大井に移籍して緒戦の雲取賞ではフルゲートの大外から先行3着。京浜盃の出走は見合わせた佐賀のウルトラノホシはブルーバードカップ0秒2差の4着、雲取賞1秒8差の6着。単純にこの馬を秤にすれば雲取賞の方が一段上のレベル。それを考慮すれば、コース二度目で更に期待が高まる。

単穴

  • 89アンモシエラ

CHECK!

京都のダート千八を2連勝。芝のホープフルステークスは大敗を喫したものの、年明け緒戦はダートグレードに矛先を向けてブルーバードカップ1着。速いペースで展開に恵まれたのと、前述のようにレースレベル的に若干疑問符も付くが、当時は毛ヅヤ?で本調子に今一歩の感じも。それで乗り切った点に価値を認めたい。今回は走り慣れた右回りに替わる点は好材料。もう少しスムーズに追走できるとみれば、力量的に当然勝ち負け必至。

連穴

  • 66パッションクライ
  • 33ブラックバトラー
  • 22シークレットキー

CHECK!

JBC2歳優駿はハイペースを早目先頭の積極策で4着のパッションクライ。休み明けなど諸々課題もあるが、かなりの素質を秘めていることは間違いなし。気配如何では怖い存在。
JBC2歳優駿は論外の出遅れながら3着したブラックバトラー。ブルーバードカップがあの展開で伸びずは案外だが、右回りで見直す手は十分。
シークレットキーはダートに切り替えて2戦目のくすのき賞を1着。ただし、ややメンバーに恵まれた印象も。今回は笹川騎手の手腕に託すが、あまり人気になるようだと妙味に欠ける恐れも。

提供 ケイシュウNEWS 吉羽 孝

注記

当ページの情報は、3月19日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。