牝6 JRA 石坂公一厩舎 通算21戦6勝
父:ジャスタウェイ
母:スターズアラインド
母の父:Sea The Stars
若い頃は着外に敗れることもあり決して安定感があるタイプではなかったが、4歳秋頃から力を付け末脚も板についてきた。5歳の年明け初戦となった豊前Sでは、水が浮いている馬場の中、直線で後方13番手から鋭い末脚を披露して勝利。初めての重賞挑戦となったマリーンCでは同様に直線外から差す競馬で堂々のV。スパーキングレディーCは6着に敗退、レディスプレリュードではレーヌブランシュを捕らえ切れず2着に敗れたが、JBCレディスクラシックでは、中団追走から直線では先に抜け出していたマドラスチェックを差し切ってJpnIタイトルを手にした。末脚を活かしやすい大井競馬外回りコースで連勝も期待できる。
牝5 JRA 橋口慎介厩舎 通算14戦4勝
父:クロフネ
母:アンジュエ
母の父:アグネスタキオン
2歳の秋にデビューすると新馬戦、もちの木賞で連勝、3歳の時には関東オークスを制して早いうちから素質を開花させた。昨年のTCK女王盃では、外3番手からレースを進めると直線の追い比べでは一旦先頭に抜け出すシーンもあっての2着。アンタレスS、ブリリアントSでは牡馬相手に2桁着順に敗れ、ブリーダーズゴールドCは除外となり順調さを欠いたが、レディスプレリュードでは逃げたクリスティをマークする形でレースを進め4コーナー手前で先頭に立つと、直線では後続に差を付けて重賞2勝目を挙げた。前走のJBCレディスクラシックはこれまで経験がない距離で度外視できるし実績のある舞台に戻って巻き返しが可能だ。
牝6 川崎 内田勝義厩舎 通算16戦5勝
父:ディープインパクト
母:チェリーコレクト
母の父:Oratorio
中央から川崎の内田厩舎に移籍して初戦となった前走のクイーン賞では、中団からレースを進めると、4コーナーで内から脚を伸ばし直線では外に寄れるシーンがありながらも、ゴール直前逃げていたサルサディオーネを捉えて勝利を飾った。今回と同じ大井1800mで行われたレディスプレリュードでは直線で伸びは見せたものの先に抜け出していた馬たちを交わすことができず4着に敗れたが、牝馬同士の交流重賞なら通用することは前走で証明済みだしコース2度目で前進も可能。
2021/12/01 船橋 左1800mクイーン賞 JpnIII
1
2021/10/07 大井 右1800mレディスプレリュード JpnII
4
2021/08/28 新潟 左1800mBSN賞
5
牝5 JRA 坂口智康厩舎 通算17戦4勝
父:キンシャサノキセキ
母:リネンパズル
母の父:パラダイスクリーク
昨年5月にOP入りを果たすと、スパーキングレディーC2着、ブリーダーズゴールドC2着、JBCレディスクラシック3着と重賞の舞台でも通用することを証明。前走のクイーン賞では逃げたサルサディオーネをマークする形で2番手からレースを進め、直線伸びず8着に敗れたことは気がかりではあるが、昨年1月に豊前Sで同じく不良馬場で1番人気6着に敗れたことから馬場が悪かった影響も考えられる。初コース自体は問題ないので改めて。
牝6 浦和 小久保智厩舎 通算27戦18勝
父:ダノンバラード
母:ダノンボンジュール
母の父:Shamardal
中央デビューで2戦目に佐賀に移籍すると5連勝し、浦和に移籍してからも6連勝と破竹の勢いを見せる。A2相手になった藤右衛門川特別で連勝はストップしたものの2着と好走し、続くプラチナカップでは3着となり重賞初挑戦でも遜色のない競馬をした。これまで挙げた重賞3勝は2020・2021年東京シンデレラマイル、2021年しらさぎ賞で1400~1600mだが、2020年に大井1800mで行われたJBCレディスクラシックでは直線で伸びてきて4着と地方最先着を果たしている。
牝4 浦和 小久保智厩舎 通算11戦6勝
父:サウスヴィグラス
母:レディパッション
母の父:ネオユニヴァース
デビューから3戦無敗でローレル賞を制すると、年末の東京2歳優駿牝馬でも勝ち重賞連勝で2歳を終えた。年明けのユングフラウ賞ではアタマ差の2着に敗れたものの、桜花賞、東京プリンセス賞で牝馬クラシック2冠を達成。関東オークスではウェルドーンに交わされて2着に敗れ3冠目を手にすることはできなかったが、ウェルドーンがジャパンダートダービーで牡馬相手にコンマ差なしの3着となったことを考えれば悲観することはない。ローレル賞では直線抜け出して勝っているように本来逃げなくても競馬はできるし、年明け4歳でまだまだ力を付けてくる時期だけに楽しみがある。
牝5 JRA 栗田徹厩舎 通算8戦4勝
父:パイロ
母:チャリティークエスト
母の父:コロナドズクエスト
3歳の年明けにデビューし、初戦は7番人気と伏兵の一角でありながら、4番手追走から直線外から追うとゴール前で前にいた馬たちを捕らえてのV。3戦目には1勝クラスを勝ち上がり、2勝クラスでも連勝すると、レパードSでは牡馬相手に3着と好走。続く3勝クラスでも2着と安定した走りを見せたが、そこから1年の長期休養を挟んだ初戦は直線息が持たなかった様子で14着に敗退。しかし叩き2戦目となった前走は道中中団内で脚を溜めると、直線半ばで抜け出すと5馬身差付けて快勝した。前走の走りから重賞の舞台でも遜色はない。
2021/12/05 中山 右1800m市川S
1
2021/10/09 東京 左1600m神無月S
14
2020/10/10 東京 左1600m神無月S
2
牝5 JRA 須貝尚介厩舎 通算17戦5勝
父:オルフェーヴル
母:ショウナンマオ
母の父:ダイワメジャー
新馬戦では先行策から4コーナーで先頭に立つと差を広げ2着馬に7馬身差付けて快勝。その後徐々に力を付けると6戦目で1勝クラスを勝ち、13戦目で2勝クラスを脱出した。3勝クラスに上がってからは初戦からコンマ3秒差の5着と掲示板を確保、2戦目の西脇Sでは好位の内に付けると直線前が開いたタイミングで抜け出して勝利。OP初戦となったカノープスSで連勝を決めると、ベテルギウスSでも2着と充実の一途をたどっており、相手は上がるが侮れない。
2021/12/28 阪神 右1800mベテルギウスS
2
2021/11/28 阪神 右2000mカノープスS
1
2021/10/30 阪神 右1800m西脇S
1
牝7 大井 鷹見浩厩舎 通算29戦4勝
父:エスポワールシチー
母:メモリーキャップ
母の父:キャプテンスティーヴ
2019年に2勝クラス・3勝クラスを連勝して、年明けに挑んだTCK女王盃では中団からの競馬で直線外から脚を伸ばし3着となった。その後も2020年マリーンC2着、ブリーダーズゴールドC2着、2021年東海S3着、マーチS3着など馬券圏内に入ることも少なくない。前走から大井の鷹見厩舎に移籍。初戦となった東京シンデレラマイルでは中団追走から直線外に出して前を追うと2着と連対圏を確保した。今回は過去に好走がある舞台だけに軽視はできない。
2021/12/30 大井 右1600m東京シンデレラマイル
2
2021/11/21 福島 右1700m福島民友C
11
2021/10/16 阪神 右1800m太秦S
15
(豊岡 加奈子)
注記
当ページは、1月20日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。