
門別でシーズン最初に実施されるダートグレード競走。過去の優勝馬には、種牡馬としても知られるサウスヴィグラスがおり、このレースを02・03年に連覇すると、引退レースとなったその後のJBCスプリントも制し有終の美を飾った。12年には、地元門別のデビュー馬として里帰り出走となったニシケンモノノフ(JRA)が、後続に4馬身差の快足を飛ばし、1分9秒4のレコード勝ちを収めた。(前田 恒)
- 実施日
 - 2021年5月27日(木)
 
- 競馬場
 - 門別競馬場
 
- 距離
 - ダート右回り 外1200m
 
- 出走資格
 - サラブレッド系 3歳以上
 
- 1着賞金
 - 2200万円
 
- 負担重量
 - グレード別定(基準重量 3歳53kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減)
2021年5月21日まで、GI・JpnI競走1着馬2kg増、GII・JpnII競走1着馬1kg増(ただし2歳時の成績を除く) 
 

2020年 メイショウアイアン 20年ぶり地方馬に栄冠
 

2019年 ヤマニンアンプリメ 3度目の正直で掴んだ厩舎初タイトル
 

2018年 テーオーヘリオス 長期低迷を経ての重賞初制覇
 
歴史
1997年に第1回が札幌1000mで実施され、その年にコースレコードで勝ったメイショウモトナリ(JRA)が3歳で唯一の制覇。00年にはオースミダイナー(北海道)が12歳で勝利し、これが現在でも国内ダートグレードでの最高齢勝利記録となっている。08年までは札幌か旭川で行われていたが、09年に門別に移設され、10年からは現在と同じ1200mでの争いに。20年は、10歳のメイショウアイアン(北海道)が、オースミダイナー以来20年ぶりとなる地方馬による勝利を収めた。(前田 恒)
コース紹介
門別・右1200メートル
門別競馬場は右回りで、大井競馬場、盛岡競馬場と同じく1周は1600m。外回りはカーブが緩やかで直線が330mと長いため、追い込み勢の台頭も可能なコースとなっている。北海道スプリントカップJpnIIIが行われる1200m(外回り)は、フルゲート16頭で、2コーナー奥のポケットからスタート。向正面をいっぱいに使ってポジション争いができるため枠による有利不利はない。展開や当日の馬場が鍵を握る。(前田 恒)
過去5年の競走成績
- 
2020年 第24回
2020年6月4日(木)
門別 右1200m
天候:曇 馬場:良
 
| 1着 | 
メイショウアイアン | 1:12.8 | 6人気 | 
| 2着 | 
マテラスカイ | ハナ | 1人気 | 
| 2着 | 
スズカコーズライン | 同 | 2人気 | 
 
 
- 
2019年 第23回
2019年6月6日(木)
門別 右1200m
天候:曇 馬場:稍重
 
| 1着 | 
ヤマニンアンプリメ | 1:11.5 | 1人気 | 
| 2着 | 
メイショウアイアン | 3 | 8人気 | 
| 3着 | 
ノボバカラ | クビ | 4人気 | 
 
 
- 
2018年 第22回
2018年6月7日(木)
門別 右1200m
天候:晴 馬場:良
 
| 1着 | 
テーオーヘリオス | 1:12.9 | 1人気 | 
| 2着 | 
ラブバレット | クビ | 3人気 | 
| 3着 | 
スノードラゴン | アタマ | 5人気 | 
 
 
- 
2017年 第21回
2017年6月8日(木)
門別 右1200m
天候:曇 馬場:不良
 
| 1着 | 
ニシケンモノノフ | 1:09.4 | 1人気 | 
| 2着 | 
ショコラブラン | 4 | 2人気 | 
| 3着 | 
スノードラゴン | クビ | 3人気 | 
 
 
- 
2016年 第20回
2016年6月9日(木)
門別 右1200m
天候:雨 馬場:不良
 
| 1着 | 
ダノンレジェンド | 1:09.9 | 1人気 | 
| 2着 | 
ノボバカラ | ハナ | 2人気 | 
| 3着 | 
スノードラゴン | 4 | 3人気 | 
 
 
アクセス
- 開催場所
 
- 門別競馬場(北海道沙流郡日高町富川駒丘76-1)
 
- 公共交通機関
 
- JR「札幌駅」
⇒道南バス:札幌駅前バスターミナル10番のりば乗車、「門別競馬場前」下車
⇒JR北海道バス(無料):北口乗車(要予約)
※無料送迎バスは現在予約を受け付けておりません。 
- 車・タクシー
 
- 「新千歳空港」から約50分
JR「鵡川駅」から約15分
厚真門別道路「鵡川I.C.」から約15分 
- 駐車場
 
- 約1000台(無料)
 
- HP
 
- http://www.hokkaidokeiba.net/